麻生太郎
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2023-10-20 TNL JP 編集部
福島処理水、不可解な日本企業社員逮捕など 「日中関係の緊張はエスカレート」豪研究機関
オーストラリアの民間研究機関「オーストラリア国際問題研究所」は今週、日本と中国の長期にわたる歴史問題や領有権をめぐる論争など、両国の政治・外交交渉は行き詰まっていると分析。それに加え、福島第1原発の処理水放出や、中国駐在の日本人社員がスパイ容疑で不可解な逮捕をされるなど、日中関係の緊張はますますエスカレートしている。
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2023-09-26 李世輝 (LI Shihui)
日台が戦略的連携へ!先端技術連携強化に向け本格始動した夏【李世暉の天秤】
コロナ禍の沈静化で2023年夏は日台間往来も次第に日常を取り戻した。相互交流もまた「正常化」というよりはコロナ禍以前に比べ一層拡大、深化しているといえそうだ。最近の動向を見ても、8月7日から9日まで麻生太郎自民党副総裁が訪台した。続いて8月24、25日には日本の半導体戦略を主導する甘利明衆自民党前幹事長(半導体戦略推進議員連盟会長)も台湾入りしている。台湾メディアの注目度から判断すると、麻生太郎氏は主に「台湾有事」を念頭に、安全保障問題に関心を寄せているのに対し、甘利明氏は経済安全保障と半導体戦略に関心を持っている。戦略物資としての半導体が注目されるなか、日本と台湾の先端技術連携強化が本格的に始動したようだ。
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2023-08-22 TNL JP 編集部
台湾・総統候補の外遊相次ぐ夏 米国に加え日本を重視する背景とは
2024年1月に迫った台湾の総統選は、与党・民主進歩党の頼清徳副総統、最大野党・中国国民党の侯友宜新北市長、第三勢力・台湾民衆党の柯文哲前台北市長の3人による激しい前哨戦が展開されており、夏の外遊は外交姿勢や手腕のアピールのしどころだ。頼氏の訪米、侯氏と柯氏の訪日から垣間見える総統選への外遊の影響を探ってみた。
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2023-08-15 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
日本の対台湾政策変更うかがわせる麻生氏の「戦う覚悟」発言に戸惑いも【樫山幸夫の一刀両断】
「戦う覚悟」という自民党の麻生副総裁の発言が物議をかもしている。中国を念頭に置いた台湾での講演、真意は不明だが、「政府内部を含め、調整した」(鈴木馨祐政調副会長)との説明が事実なら、これまでの政府方針からの変更につながる。ウクライナ問題に忙殺される米国に代わって、アジア太平洋での中国抑止の主役を担おうという構想も垣間見られる。台湾側世論の一部には戸惑いもみられ、この麻生発言が空回りに終わる可能性もある。
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2023-08-13 TNL JP 編集部
国会議員「訪台ラッシュ」の背景に「国民感情」配慮もチラリ 「安全保障」「半導体」の向こう側
コロナ禍3年余の停滞を取り戻すかのように国会議員らの夏の外遊が相次いでいる。中でも今年は台湾を訪問するケースが突出して目立つ。ロシアのウクライナ侵攻に加え、覇権主義的姿勢を強める中国など日本を取り巻く安全保障環境が、経済も含めて急激に変化したことを印象付けているが、同時に「安近短外遊」は諸物価高騰や円安で海外旅行が縁遠くなった国民感情を意識している面もあるようだ。
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2023-08-09 TNL JP 編集部
蔡総統、中国の「権威主義はより攻撃的に」 訪台の麻生氏、抑止力強化し「戦う覚悟」を
訪台中の麻生太郎副総裁は8日、総統府で蔡英文総統と会談し、「困った時は助け合い、よいときは喜びを分かち合う日台関係でありたい」と述べ、台湾への軍事・経済的威圧を強める中国の動向などを念頭に、今後も連携強化を図っていきたいとの考えを伝えた。
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2023-08-08 中央社フォーカス台湾
自民・麻生副総裁「抑止力を機能させる覚悟」必要性を訴え 台北で講演/台湾
自民党の麻生太郎副総裁は8日、台北市内で開かれた国際フォーラム「ケタガランフォーラム」で講演した。
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2023-08-07 中央社フォーカス台湾
自民・麻生副総裁、台湾入り 蔡総統と会談へ
自民党の麻生太郎副総裁が7日、台湾に到着した。3日間の日程で滞在し、蔡英文総統や頼清徳副総統と会談する予定です。
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2023-08-05 中央社フォーカス台湾
自民・麻生副総裁、7~9日台湾訪問 外交部「心から歓迎」 蔡総統と会談へ
台湾の外交部は4日、自民党の麻生太郎副総裁率いる訪問団が台湾を訪問するとして、「心からの歓迎」を表明した。
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2023-06-07 中央社フォーカス台湾
総統選/訪日中の柯文哲氏、自民・麻生氏と「台日中関係」で意見交わす/台湾
台湾の民衆党候補である柯文哲氏が、日本を訪問中に自民党の麻生太郎副総裁と会談し、台湾、日本、中国の関係について意見を交換したことが明らかになった。会談内容については機密情報に触れたため、公表されていない。柯氏は立憲民主党の議員懇談会や日本維新の会の代表とも会談し、来年1月に投開票される総統選に出馬する予定である。