現状維持
-
2023-04-30 近藤伸二 (KONDO Shinji)
24年台湾・総統選で野党の候補者選び大詰め、候補一本化の可否も焦点に【近藤伸二の一筆入魂】
2024年1月13日に行われる台湾・総統選まで8カ月余りとなり、野党の候補者選びが大詰めを迎えている。最大野党・国民党、第三勢力の台湾民衆党とも、新総統就任のちょうど1年前となる5月20日ごろに決める予定で、最終調整を急いでいる。一足早く頼清徳副総統を公認候補に選んだ与党・民進党を追う展開となるが、野党側が候補者を一本化できるかどうかも鍵を握る情勢となっている。
-
2023-04-13 TNL JP 編集部
台湾立法院の游院長、マクロン発言に戸惑い「フランスの建国理念は時代遅れか」と皮肉
マクロン仏大統領による台湾に関する発言に、游錫堃(ゆう・しゃくこん)台湾の立法院院長は、「『自由、平等、友愛』というフランスの建国理想は、今や時代遅れになったのか」と皮肉交じりにそう反応した。「欧州は米中いずれにも追随すべきでない」としたマクロン氏の発言は欧米でも波紋を広げ、「欧州と米国の同盟関係を台無しにした」(チェコの上院議員)などと批判を集めている。
-
2023-04-12 TNL JP 編集部
「我々の危機ではない」マクロン仏大統領の発言で足並みの乱れ露呈した西側陣営
台湾情勢に関し、「米中いずれにも追随すべきでない」と説いたフランスのマクロン大統領の発言に、欧米各国が強く反発している。台湾の蔡英文総統がマッカーシー米下院議長と会談したことへの対抗措置として、中国が台湾周辺で軍事演習を行っている最中だっただけに、フランス国内でも批判の声が上がった。西側陣営の足並みの乱れを露呈した形のマクロン発言は、5月に広島で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)にも影響を与えそうだ。
-
2023-04-06 TNL JP 編集部
蔡総統、米国内で米下院議長と歴史的会談 中国「断固として効果的な措置取る」と猛反発
台湾の蔡英文総統と米国のマッカーシー下院議長(共和党)は5日午前(日本時間6日未明)、米ロサンゼルス郊外で会談した。米メディアによると、1979年の米台断交後、台湾総統が米国で下院議長と会談するのは初めてで、米政界の要人では最高位。中国は会談に「断固として効果的な措置を取る」と猛反発しており、台湾情勢はさらに緊迫しそうだ。