米台関係
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2023-06-02 TNL タイワン編集部
「台湾は米国の重要なパートナーであり、民主主義の成功モデル」米国務省など3省が、各州都に台湾との交流強化を促す書簡を発行
米国のアジア太平洋担当国務長官、農務省、商務省の職員が、米国の州や都市や主要企業に台湾と交流を深めることを促進し、台湾との協力は「米国の政策と一致しており、支持される」、「あなたの州や都市にとって有益」とする一方で、米国政府は 「民間企業がどのように台湾と関わっていくか 」を指示するものではないと強調した。
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2023-04-07 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
【樫山幸夫の一刀両断】各国が注視した蔡英文総統と米下院議長の会談 台湾の存在感増大を証明
蔡英文総統と会談したマッカーシー米下院議長(共和党)は、「ゆるぎない支援」を表明した。台湾の総統の立ち寄りに制限を科していた米国は、中国が台頭し始めた2000年代に入ってから歓迎の方針に転じた。台湾の国際的な重要さが、それにあわせて増してきたためだ。米国だけでなく日本、欧州も関係強化を進めている。中国は存在を誇示すれば、それだけ台湾の影響力増大を許す結果になる。
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2023-04-06 近藤伸二 (KONDO Shinji)
米下院議長との会談で中国の「レッドライン」を打ち破った台湾・蔡英文総統【近藤伸二の一筆入魂】
4月5日午前(日本時間6日未明)、米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外でマッカーシー米下院議長と会談した台湾の蔡英文総統。1979年の米台断交後、台湾の総統が米国で下院議長と会うのは初で、米台関係の強固さを世界にアピールした。2年連続で米下院議長との会談が実現した蔡氏にとって外交上の大きな得点だが、これに反発する中国の動向が注目されている。
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2023-04-06 TNL JP 編集部
蔡総統、米国内で米下院議長と歴史的会談 中国「断固として効果的な措置取る」と猛反発
台湾の蔡英文総統と米国のマッカーシー下院議長(共和党)は5日午前(日本時間6日未明)、米ロサンゼルス郊外で会談した。米メディアによると、1979年の米台断交後、台湾総統が米国で下院議長と会談するのは初めてで、米政界の要人では最高位。中国は会談に「断固として効果的な措置を取る」と猛反発しており、台湾情勢はさらに緊迫しそうだ。
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2023-03-27 近藤伸二 (KONDO Shinji)
中国の「外交孤立化」策に追い込まれる台湾、2024年総統選の行方にも影響【近藤伸二の一筆入魂】
中米ホンジュラスは3月26日、台湾と断交し、中国と正式な外交関係を結んだ。蔡英文政権下の台湾と断交したのは9カ国目。これで台湾が外交関係を持つ国は13カ国に減少し、29日からの蔡英文総統の中米2カ国訪問に水をさされた形となった。2024年1月に迫った台湾・総統選を前に、中国は台湾の「外交孤立化」策を進める構えで、対抗する米国と合わせた両国の動向が、総統選の結果を左右する情勢となってきた。