ICBM
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2023-09-13 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
世界注視の首脳会談 金正恩総書記とプーチン大統領の相互補完関係がもたらす悪夢【西岡省二の羅針儀】
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記のロシア訪問で焦点となる4年ぶりのプーチン大統領との首脳会談。ともに米主導の国際秩序に反対し、西側諸国を翻弄する。緊張する国際情勢において、両国の結束がもたらすものは、北朝鮮の最先端兵器保有か、北朝鮮がロシアの対日米韓の“防波堤”になることか、あるいはウクライナ侵攻に関する情報を北朝鮮が共有し、将来の南北武力統一の教訓とすることなのか。2019年4月にはセレモニーに過ぎなかった露朝首脳会談が4年の時を経て変貌し、今回、二つの強権体制の相互補完関係が強化される契機となるかもしれない。
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2023-02-21 TNL JP 編集部
北朝鮮が日本海に向け連日のミサイル発射 ICBM発射に反応した米韓へ〝逆ギレ〟か
北朝鮮が20日、弾道ミサイル2発を相次いで日本海側に発射した。これは同国が18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、米国が19日、日韓とそれぞれ共同訓練を実施したことへの〝逆ギレ〟だったとみられる。米FOXニュースは、北朝鮮が日米韓の軍事演習に対して過敏になり、「かつてないほど強い反応を示している」と報じた。
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2022-12-23 TNL JP 編集部
ゼレンスキー氏が訪米、支援継続を訴え ロシアは新型ICBMを初の実戦配備へ
2月24日にロシアによる侵攻が始まって以来、初めてウクライナを離れたゼレンスキー大統領は21日、米ワシントンに到着した。ホワイトハウスでバイデン氏と会談した後、米連邦議会で演説し、米国による軍事・経済支援などに謝意を示すとともに、これからも超党派による手厚い支援を継続するよう呼びかけた。一方、ロシアのプーチン大統領は新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)初の実戦配備を表明。西側をけん制する狙いとみられる。
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2022-05-25 TNL JP 編集部
日米豪印「QUAD」は中国覇権主義に強く反対 ロシア問題はインドとの〝温度差〟が際立つ
日本、米国、オーストラリア、インドは24日、4か国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合を東京で開催した。「自由で開かれたインド太平洋地域」の実現に向け、今後5年間で同地域のインフラ整備に500億ドル(約6兆3800億円)規模の支援や投資を目指す方針で合意。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」で〝債務の罠〟に苦しむ発展途上国などを支援し、中国に対抗する姿勢を鮮明にした。