N700S
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2023-05-20 中央社フォーカス台湾
台湾高鉄、日本製新型車両2027年に運用開始へ 「N700S」がベース
台湾高速鉄路は、日立製作所や東芝と新型車両12編成の購入契約に調印し、2027年に運用を開始する予定だ。導入される車両は「N700S」をベースにしたもので、全144両、購入額は約1240億円になる。新型車両は2026年から順次納入される。台湾高速鉄路は、車両内にフルカラー液晶ディスプレーや駅到着時に光で知らせる装置、2段式荷物収納スペースなどを新たに取り入れ、全席にコンセントを装備することを説明した。高速鉄路の江耀宗董事長は、高速鉄路のコアシステムについて、新幹線初の海外輸出成功例とし、07年の開業以来、旅客数は延べ7億7千万人を超えたと語った。今年4月の平均旅客数は1日当たり20万7千人で過去最高を記録したとし、堅実な運営をアピールした。高速鉄路はこれまでに、「700系」をベースにした車両「700T」を34編成導入している。
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2023-03-17 吉村剛史(YOSHIMURA.Takeshi)
【巨漢編集長のどすこい日記】③ 海を渡った「新幹線」の今後に思う日台の新たな姿
The News Lens JAPAN編集長・吉村剛史が台湾海峡や国際政治、その他最近の気になる話題について語る不定期連載コラム第3回。今回は車両更新問題に関し、引き続き日本製新型車両が導入される方向で交渉がまとまった台湾新幹線(高速鉄道)について。