北門
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2023-03-25 梶山憲一(KAJIYAMA Kenichi)
【梶山憲一の街歩き台湾】① 北門の「台湾」 東門の「中国」
台湾で建築物を眺めていると、それが建造された時代背景をうかがい知ることができる。清朝時代、日本統治時代、そして戦後、大陸から「中華民国」ごと逃れてきた蒋介石・蒋経国時代など、それぞれに特徴がある。雑誌・書籍編集者として台湾でも活躍してきたベテランライターが、台湾の街角を散歩しつつ、台湾の素顔を紹介する。
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2023-03-04 台湾光華雑誌
記憶と郷愁と——古き良き台北を歩く
100年余りの発展を経た台北は東区や信義区のように高層ビルが林立する大都市になったとはいえ、北門周辺の旧市街はなおも昔の面影を残す。古風なロマンチックスタイルを維持するレストラン、レトロでおしゃれなカフェ、100年の歴史を持つ建物、時間が止まったような路地裏、店頭で湯気を立てるB級グルメ、味へのこだわりで知られる老舗料理店など、古き良き台北を愛する人なら足を運ぶ価値のあるエリアだ。