機密情報
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2023-07-05 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
私も中国でスパイに疑われた!改正「反スパイ法」は果たして習近平政権の基盤を強化するか
中国では今月1日、スパイ行為の対象を広げた改正「反スパイ法」が施行され、日本では中国と接点を持つ幅広い層に警戒感が広がっている。当局が恣意的な判断で「スパイ行為」を認定する恐れがあり、中国への旅行・出張をためらう声も聞こえる。経済成長よりも政治的安定を優先せざるを得ない習近平政権の特殊性を露呈した形といえそうだ。実際に中国で取材中、スパイ行為を疑われ、摘発されたことのある筆者が改正「反スパイ法」が何を中国にもたらすのかを考察してみた。
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2023-06-29 TNL JP 編集部
米英豪の安保同盟AUKUSが拡大へ 先端技術で「新たなパートナー国と連携」
米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は今週、米国、英国、オーストラリア3か国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」が進める先端技術分野の協力で、「他のパートナー国とも連携する用意がある」と発言。参加に関心を示す国々と協議を始めていることを明らかにした。
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2023-04-12 TNL JP 編集部
ウクライナ情勢など米の機密文書流出問題 元国防総省高官「米国人が関与の可能性」
ここ数週間でネット上に流出したとされる米国防総省(ペンタゴン)の機密文書は、米国が同盟・友好諸国や敵国など両側に対し、同様の諜報活動を仕掛けてきたことを露呈する結果となったと米CNNは指摘した。これにより機密情報源を危険にさらすことになり、「重要な対外関係を危うくするとして米国当局者を激しく動揺させている」と伝えた。一方、元ペンタゴン高官は米国人の関与を示唆した。
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2023-03-02 TNL JP 編集部
WHOのコロナ起源「自然感染」から一変 「中国研究所から流出」と米エネルギー省
新型コロナウイルスの発生源をめぐり、米エネルギー省は新たに入手した機密情報をもとに、中国のウイルス研究所から偶発的に外部に漏れたことでパンデミックを引き起こした可能性が最も高いと結論付けた。これは、「ウイルスが自然感染により出現した」とする、これまでの公式見解を一変させるものだ。