疑米論
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2023-08-17 中央社フォーカス台湾
頼副総統、中国の威嚇は「利益にならない」=パラグアイで記者団と懇談会/台湾
南米パラグアイを訪問中の頼清徳副総統は15日、外国訪問での米国立ち寄りは以前から行われてきたものだと言及した上で、「中国は立ち寄りを文攻武嚇の口実にする必要はない」とし、中国自身の利益にもならないと訴えた。
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2023-03-03 門間理良 (MOMMA Rira)
【門間理良の寸鉄】中国による武力侵攻と認知作戦に対処すべき台湾と日米
ウクライナ情勢とともに、「台湾海峡の平和と安定」が世界注視の的となっているが、「台湾有事」は中国にとってかなりリスクの大きな軍事的ギャンブルだ。ただし常に合理的判断が優先されるという保証がないのも事実。有事勃発の場合、離島奪取といった直接的な軍事行動以外にも、「戦わずして勝つ」という認知領域のせめぎ合いをも念頭に置かねばならず、台湾と日米の抑止力整備の重要性は増している。
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2023-02-17 小笠原 欣幸 (OGASAWARA Yoshiyuki)
【小笠原欣幸の視線】総統選にも影響必至!米国は台湾を見棄てるという対米不信「疑米論」が広がる背景
この1年ロシアのウクライナ侵攻に揺れた国際社会は、延長線上に台湾海峡を想像し、周辺の動静を注視の的としてきた。だが当の台湾では、これまで特に安全保障面で頼りにしてきたはずの米国に対する見方に微妙な変化が生じているという。「当てにしても、最後は見捨てられる」という疑念だ。「親米」の台湾ではこれまで主流ではなかった見方が、ここへきて急にネット上などで目につくようになった背景とは。