バフムト
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2023-05-09 TNL JP 編集部
激戦地バフムトから撤退表明したワグネル 「弾薬、武器約束された」とし戦闘継続へ
ウクライナ侵攻に戦闘員を派遣するロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの創設者プリゴジン氏は7日(日本時間8日)、「さらなる作戦を続けるのに必要な弾薬と武器(の提供)が約束された」とSNSに投稿した。軍側から意図的に武器供給を絶たれていると主張し、10日にウクライナ東部の激戦地バフムトから部隊を撤退させるとしていた方針を撤回し、同地での戦闘継続を示唆した。
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2023-04-20 TNL JP 編集部
ウクライナ激戦化で露は中国、ブラジルに接近 G7外相声明「国際秩序の堅持・強化」で結束
ウクライナ東部の要所バフムトでの戦闘が激化する中、ウクライナ・ロシア双方の首脳は今週、それぞれ前線を訪問し、兵士らを激励したり指揮官からの報告を受けたりした。そんな中、ロシアは今週、中国やブラジルとの関係強化を図った。一方、長野県で開かれていた先進7か国(G7)外相会合は18日に閉幕し、共同声明で、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の覇権主義的行動で揺らぐ国際秩序を堅持するため結束を誓った。
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2023-03-08 TNL JP 編集部
激戦続く要衝バフムトでワグネルが露軍に不満 「弾薬供給されず、軍司令部へも立ち入り禁止」
ウクライナのシルスキー陸軍司令官は今週、ロシア軍の攻勢で激戦となっている東部ドネツク州の要衝バフムトでの戦闘が、これまでで「最も緊迫した局面」を迎えていると警戒感を示した。一方、最前線に多くの戦闘員を送っているロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップは、露軍からの銃弾の補給がなく、軍司令部との面会も拒否されるなど、両者の溝がさらに深まったことを明らかにした。
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2023-02-16 TNL JP 編集部
ウクライナへのロシアの大規模攻撃が始まる 捕虜が語る人海戦術で「犬死」させる意味とは
ロシアによる侵攻から1年を迎える来週を前に、ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は、ウクライナ側が警戒してきたロシア軍の大規模攻撃について、「既に段階的に始まっている」と述べ、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も同様の認識を示した。だが、その内容とは人海戦術で、ロシア軍は意図的に自軍の戦闘員を大量に「犬死」させているというのだ。その意味とは―。