中国外務省
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2023-09-25 TNL JP 編集部
中国に「最高30億人分」の新築空き物件 富裕層が海外投機買い不動産も売却へ
全人口14億人をもってしても中国各地に散らばる空きマンションを埋めることはできないと中国国家統計局の元高官が暴露した。混迷極める中国の不動産危機は国内に留まることなく、中国人富裕層が投機目的で購入した東南アジアなどの海外物件も資金不足で売却を迫られている。
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2023-08-28 TNL JP 編集部
米メディア「中国の言い分は偽善の極み」 処理水放出に中国が猛批判
国際原子力機関(IAEA)の安全基準に合致しているとの結論を受け、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出が先週始まった。これに中国政府は「核汚染水の海洋放出」とレッテルを貼り、日本の水産物輸入を全面的に停止した。そんな中国に対し、米ニュースメディアは「民主的な法治国家の環境基準より中国共産党を信用するのは愚か者だけ」と一刀両断にした。
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2023-06-23 TNL JP 編集部
キューバに設置された中国のスパイ基地 ファーウェイ社員らの出入り確認=米紙
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は21日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の社員が、中国がキューバに設置した情報収集のためのスパイ施設に出入りしていると報じた。米政府関係者が社員の動きを追跡したところ、中国政府が通信会社をスパイ活動に利用している可能性があることが分かったとしている。
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2023-05-25 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
「西側連合」VS「露中枢軸」新冷戦の構図示した広島サミット【樫山幸夫の一刀両断】
G7広島サミットは久々に大きな成果を残した。各国首脳そろっての原爆慰霊碑献花、ウクライナのゼレンスキー大統領電撃訪日などドラマも少なくなかった。首脳声明は、ロシアを強く非難しただけでなく、中国に対しても「東シナ海及び南シナ海における状況を懸念」とけん制。G7が対ロシア問題の延長線上に中国を見すえたかっこうで、「西側同盟対中露枢軸」という〝新冷戦〟の構図が鮮明になった。その最前線、極東で中国と対峙する日本はどうするのか。
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2023-05-22 TNL JP 編集部
台湾海峡触れたG7声明に「内政干渉」と反発 中国が主要先進7か国を「大嫌いな理由」とは
21日閉幕した主要先進7か国(G7)広島サミットは、前日に首脳声明を発表。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記した上で、台湾海峡についても懸念を表明。平和と安定の重要性を改めて確認し、問題の平和的な解決を促すとした。その中国について米FOXは、「中国はG7が大嫌い」との見出しで、根拠となる「4つの理由」を挙げた。
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2023-04-06 近藤伸二 (KONDO Shinji)
米下院議長との会談で中国の「レッドライン」を打ち破った台湾・蔡英文総統【近藤伸二の一筆入魂】
4月5日午前(日本時間6日未明)、米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外でマッカーシー米下院議長と会談した台湾の蔡英文総統。1979年の米台断交後、台湾の総統が米国で下院議長と会うのは初で、米台関係の強固さを世界にアピールした。2年連続で米下院議長との会談が実現した蔡氏にとって外交上の大きな得点だが、これに反発する中国の動向が注目されている。
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2023-02-20 TNL JP 編集部
偵察気球問題で露呈した中国の不協和音 米国務次官「習政権と軍に亀裂の可能性」
国防総省の高官は先週、米国上空に飛来した偵察気球の問題が表面化するまで、中国最高指導部はその気球の存在に気付いていなかった可能性が極めて高いと述べ、習近平国家主席と人民解放軍トップの間に亀裂が生じていると指摘した。
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2023-02-06 TNL JP 編集部
中国の偵察気球が米国本土上空を飛行 ブリンケン長官「主権侵害」、新たな火種
中国の偵察気球が米国本土上空に飛来した問題で、米国のバイデン大統領は4日(日本時間5日)、東海岸沖で米軍が撃墜したことを明らかにした。今月1日に米本土への飛来の報告を受けた後、人的被害の危険がなくなり次第、撃ち落とすよう国防総省に命じていたことが分かった。中国外務省は、「強烈な不満と抗議」を表明。「今回の件を利用して中国を攻撃、中傷することに断固反対する」と反発した。