歴史
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2023-07-02 中央社フォーカス台湾
大正時代に創刊 台湾人による初の新聞「台湾民報」、100周年で特別展
台湾人による初の新聞「台湾民報」が今年で100周年を迎え、北部・台北市内で特別展が開かれた。台湾総督府のプロパガンダに対し、台湾人の知識人らが自らの発言の権利を追い求めるために立ち上げた「台湾民報」が、植民地政府への批判や監視の役割を果たし続けた歴史を紹介する。
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2023-04-03 SWI swissinfo.ch 日本語版
衰退するスイス商船隊 救済に乗り出す政府
海のない内陸国でありながら、スイスは1942年から自国旗を掲げる商船隊を保有している。だが商船隊の貨物船は減少する一方だ。スイスは新たな海事戦略を策定し、衰退に歯止めをかけようとしている。
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2023-02-12 台湾光華雑誌
光に導かれて――聖と俗が融合する空間
キリスト教は17世紀の初めに西洋の宣教師とともに台湾に入ってきて、その後は台湾人も布教の役割を担ってきた。以来、まかれてきた福音の種は大地に根を張って花を開いているが、台湾の土地に建てられた教会建築はどのような姿を見せているのだろう。
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2023-02-05 台湾光華雑誌
苗栗大湖の歴史を伝える 樟脳の道「樟之細道」を再発見
幼い頃の記憶では、祖母のコートからはいつもうっすらと樟脳のにおいが漂っていた。それは、普段は着ない「よそいき」の服で、ずっとしまわれていた衣類の証拠だった。この香りは、かつて台湾が樟脳王国であった時代につながる。 百年前の苗栗の大湖に、茶や樟脳などの物資を運ぶ「老官路」という山道があった。全国の優れた教師に与えられる師鐸賞に輝いたこともある彭宏源は、この「老官路」を探し当て、その再現に貢献した人物だ。今は古道の草を刈って整備したり、ガイドを務めるなどして、その歴史を伝えることに情熱を注ぐ。