台湾民衆党
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2023-06-02 小笠原 欣幸 (OGASAWARA Yoshiyuki)
台湾の新リーダーは誰に?総統選まで7か月、3候補巴戦のゆくえ【小笠原欣幸の視線】
来年1月に実施される台湾の総統選で、主要3陣営の候補がついに出そろった。与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳(党主席・副総統、63歳)、最大野党・中国国民党(国民党)の侯友宜(新北市長、65歳)、第三勢力・台湾民衆党(民衆党)の柯文哲(党主席・前台北市長、63歳)の3氏である。今後それぞれ副総統候補とペアを組み、課題山積する台湾の、次のリーダーの座をかけてしのぎを削り合う。今回は、候補に決まった経緯や各世論調査による支持率の動向、立ち上がりの選挙活動から垣間見える課題などを分析する。
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2023-04-30 近藤伸二 (KONDO Shinji)
24年台湾・総統選で野党の候補者選び大詰め、候補一本化の可否も焦点に【近藤伸二の一筆入魂】
2024年1月13日に行われる台湾・総統選まで8カ月余りとなり、野党の候補者選びが大詰めを迎えている。最大野党・国民党、第三勢力の台湾民衆党とも、新総統就任のちょうど1年前となる5月20日ごろに決める予定で、最終調整を急いでいる。一足早く頼清徳副総統を公認候補に選んだ与党・民進党を追う展開となるが、野党側が候補者を一本化できるかどうかも鍵を握る情勢となっている。
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2023-02-04 近藤伸二 (KONDO Shinji)
与党苦戦も予想される24年総統選まで1年 台湾・新内閣発足で問われる成果【近藤伸二の一筆入魂】
24年総統選まであと1年。昨年11月の統一地方選(九合一選)で大敗を喫した与党・民進党では、副総統の頼清徳氏が新たに党主席(党首)に就任し、次期総統候補と目されている。一方、行政院長(首相に相当)には前副総統の陳建仁氏が新たに起用され、新行政院(内閣)が発足したが、「新味に乏しい」とのメディアの批判も。24年総統選に関する世論調査では、野党の候補者次第で与党の苦戦も予想されているだけに、新型コロナの初期水際対策で手腕を発揮した陳氏が新内閣で成果をあげられるかどうかが注目されている。