B級グルメ
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2023-06-11 台湾光華雑誌
屋台料理をほおばり 庶民の暮らしを肌で感じる ―― 台湾の夜市を歩く
台湾には300を超える夜市がある。地図を広げると3分の2以上の町村に1つ以上の夜市があることになり、その密度の高さは、台湾人の食に対する情熱を表している。 夜市が好きなのは台湾人だけでなく、外国人観光客も必ず訪れる場所となっている。ワンコインで食べられるサツマイモ団子や臭豆腐、豆花、素麺や春巻きなどのB級グルメがあふれかえる。暑い夏も、日が暮れれば涼しい風が吹き、ラフな服装にサンダル履きで歩きながら、アジアらしい人ごみの中を歩くことができる。夜市は年中無休のカーニバルのようでもあり、台湾で最も素朴な庶民生活の縮図なのである。
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2023-06-11 keiko在台灣
注目!台湾の定番グルメ「麺線」ってどんなメニュー?日本で買えるインスタント麺線も食べてみた
日本のそうめんによく似た細い麺を、鰹出汁が効いたとろみスープで煮込んだ麺線は、小腹が減ったときに屋台などで気軽に食べられる台湾人のソウルフードです。最近は日本でも専門店が登場し、台湾食材店に足を運べばインスタントの麺線も手に入れられるようになりました。徐々に知名度を上げている麺線の特徴とは?
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2023-04-12 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
焼きビーフンだけじゃないコメの麺―台湾でコメの麺4種を堪能しよう―
今回はガイドブックにあまり載っていないB級グルメのうち、現地の人も大好きなコメの麺4種について紹介しよう。日本人にとってコメの麺と聞いてピンとくるのは焼きビーフンくらいだろうと思う。実はコメの麺はビーフン以外にもいろいろあって、台湾人は普通区別できるが、間違える人もたまにいる。本物の台湾人かどうかを認定する「台湾人テスト」に、コメの麺4種の名前を答えさせる問題はどうだろうか。
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2023-03-08 keiko在台灣
台北の人気夜市を3カ所巡ってみた!
3年ぶりに台湾を訪れたkeiko在台灣さんが台北市内の人気夜市をレポート。地元の人々に愛される夜市はどれも趣深いもの。新しい発見もいろいろとあったようです。
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2023-03-04 台湾光華雑誌
記憶と郷愁と——古き良き台北を歩く
100年余りの発展を経た台北は東区や信義区のように高層ビルが林立する大都市になったとはいえ、北門周辺の旧市街はなおも昔の面影を残す。古風なロマンチックスタイルを維持するレストラン、レトロでおしゃれなカフェ、100年の歴史を持つ建物、時間が止まったような路地裏、店頭で湯気を立てるB級グルメ、味へのこだわりで知られる老舗料理店など、古き良き台北を愛する人なら足を運ぶ価値のあるエリアだ。
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2023-01-08 台湾光華雑誌
宴席料理からストリートフードへ:爌肉飯
かつて著名な人類学者のクロード·レヴィ=ストロースは「料理の三角形」という定義を打ち出した。それによると、直火で焼いたものや燻製は「自然」な調理過程であり、一方、食材を鍋に入れ、水を介して火を通す方法は「文化」的行為に分類される。この概念は世界中の料理に当てはまり、台湾においては、脂身のついた豚肉と風味豊かな醤油を一緒の鍋に入れて火にかける料理は、一つの文化と言え、決して侮ることはできないのである。
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2022-12-04 TNL JP 編集部
連載「あの街の“正港台湾料理店”」第9回:マダムリン台北(東京都調布市)
正港とは「正統な、本場の」などを意味する台湾語。「あの街の“正港台湾料理店”」は、日本で台湾の食文化にこだわる料理人のストーリーと食を追い求める連載です。第9回目は、住宅地の広がる調布市で20年以上にわたって地元で愛され続ける台湾料理店「マダムリン台北」を紹介する。
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2022-10-30 台湾光華雑誌
庶民に愛される伝統の米食――大根餅
縁起が良いとされる菜頭粿(大根餅。菜頭粿は台湾語)は、旧正月の食卓には欠かせないおめでたい料理で、米粉を蒸す香りは多くの人の幼いころの記憶とつながっている。しかし、この白くて素朴な味わいの軽食が、実は明の鄭氏政権最後の王爺を追悼して作られ、それから代々受け継がれてきたことを知る人は少ない。 今日でも台湾各地で多くの職人が米を粉に挽き、大根を千切りにするころから大根餅を手作りしている。そのおかげで私たちは大根と米の甘い香りがする大根餅を味わうことができるのである。
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2022-10-14 台湾光華雑誌
肉圓に秘めた町の物語
「肉圓(バーワン。肉餡を澱粉粉の生地で包んだ料理)は揚げたものと蒸したもののどちらが好みか。ソースは濃厚なものとさっぱりしたものの、どちらが好きか」——肉圓の好みから、台湾人の出身地域が推測できる。肉圓を食べ終えたら、その椀に四神湯か豚骨スープを入れてもらい、器に残ったソースとスープが溶け合ったところを味わうというのが通の食べ方だ。