半導体
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2023-10-27 TNL JP 編集部
台湾・元副総統が電撃訪日 本誌単独インタビュー 日台韓「民主アジア連盟」構築を提唱 「平和のためのウイン・ウイン関係を」
台湾の元副総統、呂秀蓮氏(79)がこのほど密かに電撃訪日を敢行。都内のホテル一室でTNLJP編集部の単独インタビューに応じた。来日目的は呂氏自身が提唱する台湾、日本、韓国による「民主アジア連盟」を民間主体で構築するための、日本社会への働きかけ。ロシアのウクライナ侵攻に続き、ハマス・イスラエルの衝突と、世界に2つの戦火があがるなか、「台湾海峡を次の火薬庫にしない」「台湾、日本、韓国が民主主義を軸に団結し、ウイン・ウインの関係をもとに平和を守る」などと理念を語った。
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2023-10-17 中央社フォーカス台湾
台湾の半導体産業巡る環境「20、30年後には変わっている」 TSMC創業の張氏
半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(ちょうちゅうぼう)氏は14日、北部・新竹県で開催されたTSMCの運動会で報道陣の取材を受け、20、30年後の台湾の半導体産業を取り巻く環境は現在のような状況ではなくなる可能性があるとの見方を示した。
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2023-10-16 TNL JP 編集部
イスラエル攻撃でハマス批判を避けた中国 ウラには米国に代わり覇権狙う長期的戦略
イスラエル軍は14日、イスラム組織ハマスに対して陸海空から大規模な攻撃計画を準備していると発表。紛争拡大が深刻化するなか、米国のブリンケン国務長官は同日、中国政府に中東における影響力を行使するよう要請した。その中国は、今回の中東情勢が、米国に取って代わる世界のリーダーとして、「途上国に対して新たなビジョンを示す絶好の機会ととらえている」と米政治専門サイトは分析した。
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2023-09-21 中央社フォーカス台湾
TSMC、米アリゾナ新工場に2度目の増資=経済部が承認/台湾
台湾経済部(経済省)投資審議委員会は18日、半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が米アリゾナ州に建設中の工場の運営資金として45億米ドル(約6700億円)を増資する計画を承認した。
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2023-09-21 TNL Taiwan編集部
TSMCのドイツ進出を歓迎 メルセデス・ベンツCTO 独占インタビュー 半導体エコシステムを構築
INSIDE はドイツのミュンヘンで開催された「IAAモビリティ2023」(旧通称:フランクフルト国際モーターショー)において、メルセデス・ベンツ・グループのマーカス・シェーファーCTO(Markus Schäfer、最高技術責任者)に独占取材を行い、メルセデス・ベンツが独自OSを開発する理由を始め、ドイツの自動車産業が半導体とどう関わっていくのについて話を聞いた。
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2023-09-07 中央社フォーカス台湾
国連総会開会 外交部、動画で台湾の参加への支持を訴え
国連総会が5日、米NYで開会するのに合わせ、外交部(外務省)は、台湾の国連参加への支持を国際社会に呼びかける動画の第2弾を公開した。半導体製造や海上貨物輸送などにおける台湾の重要性を強調し、地域や世界の平和と安定の維持における責任を担う台湾の姿勢を伝えている。
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2023-09-07 近藤伸二 (KONDO Shinji)
半導体「シリコンの盾」強化に踏み出す台湾 海外進出求められ陥るジレンマ【近藤伸二の一筆入魂】
世界の半導体サプライチェーン(供給網)で重要な役割を果たしている台湾が、最先端品の現地生産を拡充し、これまで手薄だった製造装置の自前生産にも力を入れるなど、半導体産業の一層の強化に踏み出している。半導体を敵の攻撃から守る「盾」に見立て、経済と連動させて台湾の防衛を堅固にしようとする「シリコンの盾(シリコンシールド)」と呼ばれる安全保障戦略が背景にある。一方で、日米欧などからは海外進出を強く求められ、応じざるを得ない現実もあり、台湾はジレンマに陥っている。
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2023-08-28 TNL JP 編集部
台北で日台科学技術フォーラム 甘利氏TSMCの製造力評価、サプライチェーンの重要性を強調
これからの科学技術について話し合う日台間の国際フォーラム「2023年台日科技対話 新能源與移動科技的國際合作」(新エネルギーとモビリティ技術における国際協力)が8月25日、台北市内で開催された。日本からは自民党前幹事長で同党半導体戦略推進議員連盟会長の甘利明衆院議員らが出席。日台双方の当局や学術、有名企業の関係者らが半導体や水素エネルギー、電気自動車技術などに関して意見を交わした。
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2023-08-13 TNL JP 編集部
国会議員「訪台ラッシュ」の背景に「国民感情」配慮もチラリ 「安全保障」「半導体」の向こう側
コロナ禍3年余の停滞を取り戻すかのように国会議員らの夏の外遊が相次いでいる。中でも今年は台湾を訪問するケースが突出して目立つ。ロシアのウクライナ侵攻に加え、覇権主義的姿勢を強める中国など日本を取り巻く安全保障環境が、経済も含めて急激に変化したことを印象付けているが、同時に「安近短外遊」は諸物価高騰や円安で海外旅行が縁遠くなった国民感情を意識している面もあるようだ。
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2023-08-03 TNL Taiwan編集部
シェアを伸ばすAMDのリサ・スーCEOが台湾訪問。AI関連銘柄と電機トップ5株価が急騰
NVIDIAのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)に続き、同社の強力なライバルであるAMDのリサ・スーCEOが台湾を訪問したことで、台湾で人工知能(AI)がトレンドになると予想されている。AI関連銘柄は投資家に好感され、台湾の電機トップ5社の株価は相次いで上昇、関連部品やブランド企業にも資金が波及し、株価が上昇している。