生物多様性
-
2023-08-13 台湾光華雑誌
人と森とのハーモニー 植樹を夢みる者 宋文生
屏東県霧台郷に住むルカイ族の宋文生は、若くして公務員の職を棄て、年長者に伴われて山林に分け入り、台湾固有種の樹木の植樹に携わる道を選んだ。過去40年間、植樹、伝統的な狩猟場・山林を保護整備することに一心不乱に力を注いできた。宋とその家族の私心を捨てた正義感に満ちた感動的な物語に触れる時、私たちは、自らが身をおく環境を大切にする気持ちを奮い立たせ、不毛の土地を緑化させることで、世界を動かすこともできるという信念を固くするだろう。
-
2023-07-14 TNL JP 編集部
欧州議会、生態系保護へ自然再生法案可決 陸、海の失われた自然の20%回復を目指す
欧州議会は12日、生態系保全のため、農地を含む、自然が破壊された陸や海の各20%を再生することを目指すという画期的な「欧州自然再生法案」を緊迫した審議の末、ようやく可決した。2030年までに欧州連合(EU)加盟国に対し、目標達成のための政策を打ち出すことを義務付けるが、農家などの反対派は非現実的だとして激しい抵抗を示した。
-
2023-07-11 SWI swissinfo.ch 日本語版
駆除か共存か 美しき侵略者「ティチーノ・ヤシ」
ティチーノ・ヤシ(シュロ)は市民や観光客に親しまれる南スイスのシンボルだが、生態系や環境への悪影響が懸念される侵略的外来種でもある。最近、気候変動がシュロや森林に及ぼす影響についての大規模な調査が行われた。
-
2023-04-04 (OvO) オーヴォ
気候変動問題との同時解決を 「生物多様性スクール2023」
世界自然保護基金(WWF)ジャパンの生物多様性スクール2023 第2回「生物多様性と海」が4月7日に開かれる。
-
2022-12-21 TNL JP 編集部
「COP15」で採択、生態系保全の新目標 画期的な枠組みで知るべき5つのポイント
世界各国はCOP15で地球の生物多様性を守るため、歴史的合意に達した。カナダ・モントリオールで開かれていた国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は19日、生物多様性の損失を食い止めるため、2030年までの達成を目指す画期的な新国際ルール「昆明・モントリオール生物多様性枠組み」を採択したのだ。そんなCOP15を理解するための5つのポイントを英BBCがまとめた。