旧暦
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2023-05-25 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
「卵を立てれば一年間を幸せに過ごせる」台湾と日本の端午節
5月5日の端午の節句。日本では古代中国の伝承が武家文化などの影響を受けながら独自に発展し、今では色とりどりの鯉のぼりが空を舞い、菖蒲湯につかったり、柏餅やちまきを食べるにぎやかな行事となった。台湾でも旧暦5月5日の端午節は三大節句の一つに数えられ、疫病退散や厄除けのための節句として重んじられている。
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2023-01-23 TNL JP 編集部
中国で行動制限なしの春節連休始まる 延べ21億人が大移動、海外旅行も再開
中国で先週末、春節(旧正月)に合わせた1週間の大型連休が始まった。新型コロナウイルス対策の行動制限がなくなったため、連休前後も含めて前年比で倍増となる延べ約21億人が、帰省などで国内を移動することが見込まれている。延べ30億人が移動したとされるコロナ禍前の2019年よりは下回るものの、昨年からは大きく回復することになる。
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2023-01-22 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
新年快楽―質問攻めで不快楽になることも―
台湾、日本、中国などアジアの国々ではお正月は故郷に帰る人が特に多くなる季節です。年始のあいさつやお年玉、おせち料理、新年会、日本も台湾も似たような行事が目白押しですが、やはり国が違えば風習も違います。台湾のお正月(旧暦、台湾では「春節」「過年」と言います)は海外から親戚が帰って来たり一堂が会したりして大人数で祝います。
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2022-12-20 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
日本人は台湾で忘年会を二度やる―「尾牙」と忘年会の違い―
日本でも台湾でも一年の締めくくりとして、友だちや会社仲間、SNSのオフ会などが集まってお酒を飲む毎年恒例の風景が見られる。日本ではこの一年の嫌なことを忘れて心新たに新年を迎えるために無礼講の酒宴をする「忘年会」、台湾では土地の神様を祭る「牙祭」を一年最後の月、つまり「尾」である12月に盛大に慰労をする「尾牙(ウェイヤー)」である。台湾の尾牙と日本の忘年会、何がどう違うのだろうか。