インドネシア
-
2023-11-08 TNL JP 編集部 (情報提供: ロイター)
135人のファンの命を奪った インドネシアのサッカー場での悲劇から1年
135人の犠牲者を出したインドネシアのカンジュルハン・スタジアムでの事故から1年、数千人のファンが参加して追悼の行進を行い、犠牲者の家族数百人がスタジアム前で政府に対する要求を読み上げた。今後同様の災害を防ぐため、警察とサッカー関係者がより緊密に連携する方法を策定するよう求める声も高まっている。
-
2023-10-18 TNL JP 編集部
中国が「一帯一路」10周年会議で成果強調 現実は習主席提唱の構想、すでに曲がり角
中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議が北京で17日から2日間の日程で行われている。習近平国家主席が提唱してから10年を迎え、世界各地のインフラ開発を支援した成果をアピールした。中国は一帯一路を通じて国際的な存在感を高めてきたが、過剰融資で低所得国が債務危機に陥る「債務のわな」などへの批判も増え、曲がり角を迎えている。
-
2023-09-19 TNL Taiwan編集部
東南アジア最大の経済大国インドネシアが土壇場でBRICS入りを辞退した理由
インドネシア政府は今年7月、BRICSに加盟するかどうかを議論したが、インドネシア外相と財務相がともに反対したことが分かっている。 同大臣らは、インドと中国の国境紛争などBRICS加盟国間の連帯が欠けていること、ロシアのウクライナ侵攻後にロシアと並ぶ組織に参加するのは負担が大きいこと、インドネシアが特定の政治ブロックに同調していると見られることなどを主張した。
-
2023-09-07 TNL JP 編集部
インドネシアで開幕ASEAN関連首脳会議南シナ海の権益巡り中国にアジア各国が反発
5日にインドネシア・ジャカルタで開幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議では、南シナ海のほぼ全域に権益が及ぶと主張する新たな地図を8月に公表した中国に対し、ASEAN加盟国を含むアジア各国が反発しており、海洋権益をめぐる議論が行われた。
-
2023-08-10 TNL JP 編集部
成長著しいインドネシアが脱炭素社会に向けた次世代プロジェクトを公開。その日本パートナーを大募集
インドネシア政府とインドネシア銀行は、8月9日に東京都内で投資フォーラムを開催した。それはインドネシア投資調整省による、国内の持続可能な新規プロジェクトに対する日本企業からの投資と協働を呼び込むためだ。同政府が認定する9つのプロジェクトが発表され、そのなかにはスラウェシ島の虫を使って有機廃棄物を分解するマゴット事業ほか、ロンボク島の再生エネルギー事業などが含まれる。
-
2023-05-17 TNL JP 編集部
「米国の同盟衝動と中国の冒険主義」が招く 米中戦争は比国をめぐり開戦か=米研究機関
米シンクタンク「クインシー研究所」は今週、フィリピンとの軍事同盟を深めようとする米国の衝動はリスクを伴い、中国の冒険主義と相まって、アジアの平和を脅かしているとするアナリシスを発表した。一方、フィリピンは中国の実効支配が進む南シナ海・南沙諸島の主権を明示するため、排他的経済水域(EEZ)に同国の国旗を付けた浮標(ブイ)を設置した。
-
2022-12-07 TNL JP 編集部
インドネシアが婚前・婚外交渉禁止法を可決 経済団体、コロナ禍からの回復に「水を差す」
インドネシア議会は婚前・婚外交渉を禁止するなど、大幅な刑法改正案を可決した。違反者には最長1年の懲役刑を科すことになる。この動きに、人権団体は「国民の自由を制限するもの」だと反発し、経済団体は海外からの観光客や投資に悪影響が出るとの懸念を示した。
-
2022-11-16 TNL JP 編集部
G20、対ロシアで参加国の足並みそろわず 東南アジア諸国はそれぞれの思惑に隔たり
主要20か国の首脳会議(G20)が15日、インドネシアのバリ島で開幕したが、招待されていたプーチン露大統領は欠席。ウクライナに侵攻したロシアへの対応をめぐり、開幕から参加国の足並みの乱れが露呈している。特に東南アジア諸国は消極的で、中でもベトナムなどインドシナ3国は西側と大きな隔たりがある。その理由を探った。
-
2022-11-15 中央社フォーカス台湾
米中首脳会談 バイデン大統領、中国の台湾威圧に反対表明
米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席の会談が14日、インドネシア・バリ島で行われた。ホワイトハウスによれば、バイデン氏は台湾に対する中国の威圧的で挑発的な行為が台湾海峡やより広い地域の平和と安定を脅かし、世界の繁栄を損なうとして反対を表明した。両氏は米中双方の「レッドライン」(越えてはならない一線)についても確認。また、首脳会談での議題を引き続き協議するため、ブリンケン国務長官による中国訪問で合意したという。
-
2022-02-22 TNL Taiwan編集部
世界の夏を奪ったインドネシア・タンボラ山大噴火とは? スメル山噴火から3か月
昨年12月4日、インドネシアで発生したスメル山の噴火により、39人が死亡し4000人以上の住民が避難を強いられた。「万の島からなる国」といわれるインドネシアは、アグン山、シナブン山、クラカタウ山を含む計400の火山があり、これらの山々は近年、たびたび噴火し深刻な数の死傷者を出した。