台湾グルメ
-
2023-09-01 TNL JP 編集部
これが「オーギョーチ」だ!暑い台湾の夏の風物詩に脚光【検証!台湾グルメ世界最強説】④
NHK連続テレビ小説「らんまん」で、主人公の台湾調査旅行に関するキーワードとなった「オーギョーチ」(愛玉子)が注目されている。台湾固有のクワ科イチジク属のつる性植物の名で、同時にその果実からつくられる寒天状スイーツ名でもある。台湾では夏の風物詩などとして親しまれており、日本の台湾料理店でデザートメニューとしてお目にかかることも。最近は缶詰や自宅で手作りできるキットなども入手可能で、まだまだ厳しい残暑のなか涼感に満ちた台湾スイーツを楽しむのもよさそうだ。
-
2023-07-21 遊佐水亜 (YUSA Mizua)
月イチ連載「季節の『おいしい』を探す台湾市場めぐり」第十回:古都の歴史を感じる伝統市場、台南・水仙宮市場でお買い物
料理家でライターの遊佐水亜さんが、台湾の歴史ある市場の楽しみ方を紹介する月イチ連載も今回がひと区切り。今回は台北から離れ、食の都で知られる台湾の古都・台南の「水仙宮市場」を取り上げます。台南でもっとも有名な伝統市場のひとつで、観光スポットからも近く、異なる市場と隣接しているので見どころはたくさん。新鮮な食材を使った台南グルメの食べ歩きにもぴったりです。
-
2023-07-05 TNL JP 編集部
一青妙さんが感じた“環島”の魅力。台湾人としてのアイデンティティを確立、国境を超えた友情も。
台湾を一周する「環島」がブームになって久しい。自国の風土や文化を肌で感じ、理解を深められる手段として2000年代から注目された環島は、電車、自動車、バイクなどさまざまな手段で楽しめるが、一番人気は自分の力で回ることができる自転車だ。毎年数万人もの人が挑戦する国民的アクティビティの魅力とはどんなものなのか。エッセイスト、俳優、歯科医であり、自身の環島体験記をまとめた著書もある一青妙さんにうかがった。
-
2023-06-30 (OvO) オーヴォ
まるで台湾!? この夏、台湾の「夜市」が千葉・幕張に出現
台湾名物「夜市」のおいしいものでおなかを満たしに、千葉・幕張へ! 「台湾祭 in 千葉 MAKUHARI 2023」が、7月1日(土)~8月27日(日)にイオンモール幕張新都心 豊砂公園で開催される。
-
2023-06-27 遊佐水亜 (YUSA Mizua)
月イチ連載「季節の『おいしい』を探す台湾市場めぐり」第九回:伝統的な台湾グルメ&旬の食材が充実! 台北・松江市場を散策
台北在住の料理家でライターの遊佐水亜さんが、台湾各地の歴史ある市場の楽しみ方を紹介する月イチ連載。今回取り上げるのは、台北観光の定番・行天宮のほど近くにある「松江市場」です。日本の商店街をぎゅっとコンパクトにしたような地域密着型の伝統市場は、おおらかかつエネルギッシュな雰囲気に満ち、市場周辺にもお店がたくさん。夜には屋台が立ち並び、朝から晩まで散策を楽しめます。
-
2023-06-11 台湾光華雑誌
屋台料理をほおばり 庶民の暮らしを肌で感じる ―― 台湾の夜市を歩く
台湾には300を超える夜市がある。地図を広げると3分の2以上の町村に1つ以上の夜市があることになり、その密度の高さは、台湾人の食に対する情熱を表している。 夜市が好きなのは台湾人だけでなく、外国人観光客も必ず訪れる場所となっている。ワンコインで食べられるサツマイモ団子や臭豆腐、豆花、素麺や春巻きなどのB級グルメがあふれかえる。暑い夏も、日が暮れれば涼しい風が吹き、ラフな服装にサンダル履きで歩きながら、アジアらしい人ごみの中を歩くことができる。夜市は年中無休のカーニバルのようでもあり、台湾で最も素朴な庶民生活の縮図なのである。
-
2023-06-11 keiko在台灣
注目!台湾の定番グルメ「麺線」ってどんなメニュー?日本で買えるインスタント麺線も食べてみた
日本のそうめんによく似た細い麺を、鰹出汁が効いたとろみスープで煮込んだ麺線は、小腹が減ったときに屋台などで気軽に食べられる台湾人のソウルフードです。最近は日本でも専門店が登場し、台湾食材店に足を運べばインスタントの麺線も手に入れられるようになりました。徐々に知名度を上げている麺線の特徴とは?
-
2023-06-06 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
台湾、夏の風物詩―「冷やし中華始めました」―
台湾でも日本でも、暑い夏を乗り切るために、喉越しの良いあっさりした冷たいものをよく食べます。冷やしそうめん、冷や麦、ざるそば、冷やし汁、冷麺など、麺類がメインですが、日本の町中華屋さんに「冷やし中華始めました」の小さな布つるしを見かけるようになるともう夏です。台湾の涼麺(台湾風冷やし中華)専門店には涼麺が年中あります。台湾の涼麺と日本の冷やし中華、似て非なるもの。さて、どこが違うのでしょうか。
-
2023-05-17 keiko在台灣
野外で楽しむ台湾グルメ!台湾気分を存分に味わえる台湾祭に行ってきた!
現在、東京・押上の東京スカイツリータウンで「台湾祭 in 東京スカイツリータウン®2023」が開催されています(28日まで)。グルメを中心に、日本にいながらリアルな台湾を体感できる恒例のイベント。今年は開催期間を前半・後半に分けて、4月15日から5月7日までは台湾北部の夜市料理、5月10日から28日までは南部の夜市料理が提供され、会場内のランタンの演出もエリアに合わせた演出が凝らされているといいます。台湾気分を味わいたい方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
-
2023-05-07 台湾光華雑誌
宜蘭の味覚――時間がはぐくむ醸造の滋味
チーズ、味噌、ワインなどは、時間をかけて発酵させた食品として知られている。「東方のチーズ」と呼ばれる豆腐(腐乳。豆腐に麹をつけて塩水の中で発酵させた食品)や醤油も、食文化の中で広く用いられている。台湾東北に位置する宜蘭県は醸造環境に恵まれており、かつてはどの家でも自家製の豆腐乳や醤油を造っていた。 宜蘭県の員山郷二湖地区はパイナップル産地としては台湾で最も北に位置するエリアである。この雪山山脈のふもとで、雨と陽光の恵みを受けたパイナップルと豆腐を発酵させた「鳳梨豆腐乳」が作られている。台湾で二胡の製作者として知られている李十三も、故郷へ帰って醤油を作っている。宜蘭の風土が育んできた食材と時間が醸し出す風味を、ぜひ味わってみたい。