公衆衛生
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2023-05-25 中央社フォーカス台湾
WHO総会、新たに10カ国が台湾の参加支持訴え エストニアは初
世界保健機関(WHO)の総会で、エストニア、リトアニア、ルクセンブルク、パラグアイ、セントビンセント・グレナディーン、ハイチ、セントルシア、ナウル、マーシャル諸島、ドイツの10カ国が、台湾の参加支持を表明した。エストニアの保健労働相は、「包容性や台湾を含む全てのパートナーの意義のある参加を促進すべきだ」と語り、リトアニアの保健相も、台湾をオブザーバーとして総会に参加させることは「極めて重要だ」と述べた。ハイチの代表も、新型コロナ流行時の台湾の迅速な対応に触れ、世界の健康安全保障に対する貢献が明らかなのは疑いようがないと強調した。一方、ニカラグアやかつて台湾と2度断交したチャドは、「一つの中国」原則を強調した。
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2023-05-23 中央社フォーカス台湾
WHO総会開幕 台湾招待「加盟国の賛同いらない」 保健相が現地で会見
台湾の薛瑞元(せつずいげん)衛生福利部長(保健相)は、世界保健機関(WHO)の年次総会で、台湾のオブザーバー参加に加盟国による投票は必要なく、WHO事務局長であるテドロス氏に台湾を招待する権限があると主張した。これに対し、テドロス氏は加盟国が投票によって台湾の参加を決めるとの考えを示した。薛氏は、台湾がオブザーバー参加した2009年、加盟国全体の同意は得られていなかったと話し、テドロス氏の主張と実際の状況との間には落差があると語った。台湾は、中国の反対により17年以降、WHO総会に招待されなくなっている。薛氏は、台湾が参加できないことがWHOの目標の実現を妨げるとした上で、「台湾の参加は公衆衛生に関わる問題であり、政治的な問題ではない。健康は基本的人権であり、誰一人取り残してはならない」と強調した。
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2022-12-13 中央社フォーカス台湾
陳高雄市長、小池都知事を訪問 幅広い分野での協力強化に期待/台湾
台湾南部・高雄市の陳其邁市長は12日午後、東京都庁を訪れ、小池百合子都知事と会談した。陳市長は、公衆衛生や健康医療、都市の構造転換、スマート都市などの分野での東京都との協力関係強化に期待を寄せた。