李登輝
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2023-05-23 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
色々あった5月20日―総統就任日もかすむ3つの衝撃事件―
日本では5月20日は成田空港開港記念日であり、また、世界の王貞治氏の誕生日でもあります。ここ台湾では「我愛你(ウォーアイニー)」と「520(ウーアーリン)」の発音が似ていることから、5月20日は愛の告白をする日とされています。台湾の総統(大統領に相当)が就任するのも5月20日です。そして来年の5月20日は第8代総統の新たな船出です。でも、今年はこの日に恐ろしい事件報道が3つありました。また、35年前の5月20日には戦後最大のデモが台北駅前大通り(忠孝西路)で起きました。今回は5月20日にまつわるアレコレを見ていきましょう。
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2023-04-07 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
【樫山幸夫の一刀両断】各国が注視した蔡英文総統と米下院議長の会談 台湾の存在感増大を証明
蔡英文総統と会談したマッカーシー米下院議長(共和党)は、「ゆるぎない支援」を表明した。台湾の総統の立ち寄りに制限を科していた米国は、中国が台頭し始めた2000年代に入ってから歓迎の方針に転じた。台湾の国際的な重要さが、それにあわせて増してきたためだ。米国だけでなく日本、欧州も関係強化を進めている。中国は存在を誇示すれば、それだけ台湾の影響力増大を許す結果になる。
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2023-04-04 広橋賢蔵(HIROHASHI Kenzo)
安倍元首相は「台湾の真の友」⁈ 際立つ台湾社会の「アンベイ」像
賛否二分した国内の評価とは裏腹に「自由で開かれたインド太平洋戦略」や「地球儀を俯瞰する外交」などによって海外一般で高い評価を得た安倍晋三元首相。なかでも台湾での安倍氏人気は突出しており、今も多くの市民が「アンベイ」(安倍)と親しみを込めて話題にしている。台湾で帰化した台北在住のライター、広橋賢蔵氏が、台北で開催中の安倍氏の写真展に潜入し、来場者インタビューを通じて台湾社会の安倍氏像に肉薄した。
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2023-03-10 TNL JP 編集部
4月に蔡総統が訪米し、下院議長と会談か 中国は台米当局者の往来「断固反対する」
中国外務省の毛寧副報道局長は8日の記者会見で、蔡英文総統が4月に訪米し、マッカーシー米下院議長と会談する方向で調整しているとの報道に、「深刻な懸念」を表明。秦剛外相もその前日の記者会見で、台湾問題は米中関係にとって「越えてはならないレッドライン」と強調しており、毛氏は米国と台湾の当局者の往来に「断固として反対する」と語気を強めた。
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2022-12-13 TNL タイワン編集部
六四事件、法輪功、台湾海峡危機… 中国共産党指導者 3代目 江沢民氏が上海で死去、在任中のキーワードは
1995年、江沢民は両岸関係の発展と中国の平和的統一の促進に関する8つの提案を打ち出し、平和的統一と「一国二制度」の理念を実現する方法を明示した。 2000年の台湾総統選挙前、両岸問題について問われた江氏は曹植の「豆を煮るに萁を燃やす」を暗誦していた。