候補者
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2023-10-30 近藤伸二 (KONDO Shinji)
台湾・総統選で米中の駆け引きが活発化【近藤伸二の一筆入魂】
2024年1月に行われる台湾の総統選を巡り、米国や中国も交えた駆け引きが活発化している。野党陣営が割れて与党有利な状況が生まれる中、EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手・鴻海精密工業創業者の郭台銘氏が無所属での出馬に必要な署名の提出期限が迫り、米国が郭氏の立候補を側面支援するかのような対応を見せたのに対し、中国は参戦を断念させるためとみられる圧力をかけてきたのだ。11月24日の立候補届け出締め切りまで、ぎりぎりのせめぎ合いが続きそうだ。
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2023-10-19 李世輝 (LI Shihui)
台湾・総統選まで3カ月 カギ握る2大政党内「派閥抗争」という視点【李世暉の天秤】
中国が軍事的圧力を強化するなか、世界が注視する2024年台湾・総統選まであと3カ月。すでに主要3候補プラス1の水面下のせめぎ合いは始まっており、各2大政党内部の派閥間のせめぎ合いも見え隠れする。1996年の初の直接選実施以降の総統選は、それぞれ何がキーポイントで、2024年は一体何が焦点となるのか。台湾の政治大学教授で、シンクタンク・日本研究院理事長の李世暉氏は、次期総統選はまさに「派閥抗争こそがキーポイントになる」と指摘する。
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2023-08-02 中央社フォーカス台湾
野党・国民党総統候補、自民・萩生田氏と会談「台日関係緊密に」/台湾
日本を訪問している最大野党・国民党の総統選候補、侯友宜新北市長は1日、自民党の萩生田光一政調会長と自民党本部で会談した。
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2023-06-02 小笠原 欣幸 (OGASAWARA Yoshiyuki)
台湾の新リーダーは誰に?総統選まで7か月、3候補巴戦のゆくえ【小笠原欣幸の視線】
来年1月に実施される台湾の総統選で、主要3陣営の候補がついに出そろった。与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳(党主席・副総統、63歳)、最大野党・中国国民党(国民党)の侯友宜(新北市長、65歳)、第三勢力・台湾民衆党(民衆党)の柯文哲(党主席・前台北市長、63歳)の3氏である。今後それぞれ副総統候補とペアを組み、課題山積する台湾の、次のリーダーの座をかけてしのぎを削り合う。今回は、候補に決まった経緯や各世論調査による支持率の動向、立ち上がりの選挙活動から垣間見える課題などを分析する。
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2023-05-18 近藤伸二 (KONDO Shinji)
国民党は侯氏を公認 台湾・総統選主要3候補が出そろい、野党連携の成否も焦点【近藤伸二の一筆入魂】
2024年1月に実施される台湾・総統選の主要3候補が出そろった。4月に頼清徳副総統出馬を決定ずみの与党・民主進歩党(民進党)に続いて、最大野党・中国国民党(国民党)は5月17日、侯友宜・新北市長を公認候補に指名。第三勢力の台湾民衆党(民衆党)も同日、柯文哲・前台北市長を正式に公認候補に選んだ。これで三つどもえの選挙戦が本格化するが、国民党内には民衆党との連携を模索する動きもあり、野党協力が実現するかどうかも焦点となっている。
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2023-04-30 近藤伸二 (KONDO Shinji)
24年台湾・総統選で野党の候補者選び大詰め、候補一本化の可否も焦点に【近藤伸二の一筆入魂】
2024年1月13日に行われる台湾・総統選まで8カ月余りとなり、野党の候補者選びが大詰めを迎えている。最大野党・国民党、第三勢力の台湾民衆党とも、新総統就任のちょうど1年前となる5月20日ごろに決める予定で、最終調整を急いでいる。一足早く頼清徳副総統を公認候補に選んだ与党・民進党を追う展開となるが、野党側が候補者を一本化できるかどうかも鍵を握る情勢となっている。
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2023-03-23 TNL JP 編集部
2024総統選をにらみ「米国カード」と「中国カード」で応酬する台湾の与野党
2024年1月の総統選まで10カ月足らずとなり、台湾の与野党の駆け引きが活発化してきた。与党・民主進歩党が「米国カード」を切れば、最大野党・中国国民党が「中国カード」で応戦するなど、米中対立の激化に伴ってヒートアップしている。
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2022-11-22 中央社フォーカス台湾
統一地方選/海外記者の目に映る台湾の統一地方選 両岸情勢、候補者の品格、女性の政治参画
4年に1度の統一地方選が26日に迫っている。2024年の次期総統選の「前哨戦」とも言われるが、今回の選挙戦は海外メディアの記者たちにはどう映っているのか。