岸田首相
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2023-09-07 山本一郎
月イチ連載「山本一郎の#台湾の件」第17回:ALPS処理水放出で台湾とご一緒するべきこと
8月24日に始まった福島第一原発の処理水海洋放出をめぐっては、事前の外交準備を綿密に繰り広げていたにもかかわらず特に中国からの抗議が激しく、日本の水産物全面禁輸措置が発動され、日本の企業や団体には“嫌がらせ電話”が殺到するなど社会に波紋を広げています。他方で、中国は対台湾貿易政策において台湾産マンゴーやパイナップルの輸入停止を突如発表。厳しい状況にある中国経済に対する中国国民の不満のはけ口を、海外に向けるという思惑も見え隠れする一連の問題に、私たち日本と台湾はどう向き合うべきか。山本一郎さんの月イチ連載、最終回です。
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2023-08-21 TNL JP 編集部
日米韓首脳、「キャンプデービッド原則」合意 米紙「新たな3か国同盟樹立への大きな一歩」
日米韓3か国の首脳は18日(日本時間19日)、米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで会談。「日米韓パートナーシップの新時代」を宣言した。今回の成果について米紙ワシントン・ポストは、「北朝鮮と中国により増大する脅威に3か国が対応を可能にする新たな3か国同盟の樹立に向けた新たな大きな一歩となる」と報じた。一方、中国国営新華社は「中国脅威論というデマを拡散させた」と反発した。
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2023-07-18 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
日本と北朝鮮が「水面下接触」⁈ホントなのかホンキなのかエンギなのか【西岡省二の羅針儀】
日本と北朝鮮の間で最近、「水面下接触」の情報が浮いて、沈んだ。日朝間では敏感な課題が扱われるため、「接触」は秘密裏に進められ、外部にはわかりにくい。それがメディアに漏れるとすれば、「接触」を快く思わない国(機関)が情報をつかみ、リークする時だろう。韓国メディアが最近、報じたこの「日朝の水面下接触」情報から何が読み取れるのか。
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2023-07-11 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
「広島、長崎と同じことすれば…」 ロシア前大統領の暴言に抗議せぬ岸田政権
ロシアのメドベージェフ前大統領が、ウクライナでの核兵器使用を示唆し、あまつさえ広島、長崎への原爆投下にも言及した。被爆者を冒とくするかのような暴言に対し、広島選出の岸田首相をいただく日本政府をはじめ、広島、長崎両市は非難しながらも、抗議を見送っている。不当な発言を唯一の戦争被爆国である日本が黙認すれば、誤ったメッセージとなりかねないという危惧も生じている。
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2023-05-25 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
「西側連合」VS「露中枢軸」新冷戦の構図示した広島サミット【樫山幸夫の一刀両断】
G7広島サミットは久々に大きな成果を残した。各国首脳そろっての原爆慰霊碑献花、ウクライナのゼレンスキー大統領電撃訪日などドラマも少なくなかった。首脳声明は、ロシアを強く非難しただけでなく、中国に対しても「東シナ海及び南シナ海における状況を懸念」とけん制。G7が対ロシア問題の延長線上に中国を見すえたかっこうで、「西側同盟対中露枢軸」という〝新冷戦〟の構図が鮮明になった。その最前線、極東で中国と対峙する日本はどうするのか。
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2023-05-19 中央社フォーカス台湾
TSMC董事長、岸田首相と面会 日本への投資継続の方針示す/台湾
台湾の半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音会長は、日本の岸田文雄首相との会談で、今後も同社として日本に引き続き投資を行っていく方針を示したと発表した。TSMCは20年以上にわたり、日本企業と緊密なパートナー関係を築いており、日本が世界の半導体産業において重要な役割を担っていることを強調。劉氏は、日本の半導体エコシステムにおいて独特で重要な地位を有していると信じており、日本のパートナーとの協力関係を強化していく姿勢を示した。今後も、半導体産業の長期的な発展を支援していくために、日本への投資を続ける考えを示した。会談にはTSMCの他、世界の半導体大手各社の幹部も参加していた。
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2023-05-14 中央社フォーカス台湾
謝駐日代表、台湾海峡の安定「世界の共通認識に」 G7サミットを前に期待
岸田文雄首相が日本の大手紙のインタビューで、台湾海峡の平和と安定に向けて先進7カ国(G7)で結束する姿勢を示したのを受け、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は11日、G7の共通認識が20カ国・地域(G20)や全世界にまで拡大することに期待を寄せた。
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2023-04-07 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
【樫山幸夫の一刀両断】各国が注視した蔡英文総統と米下院議長の会談 台湾の存在感増大を証明
蔡英文総統と会談したマッカーシー米下院議長(共和党)は、「ゆるぎない支援」を表明した。台湾の総統の立ち寄りに制限を科していた米国は、中国が台頭し始めた2000年代に入ってから歓迎の方針に転じた。台湾の国際的な重要さが、それにあわせて増してきたためだ。米国だけでなく日本、欧州も関係強化を進めている。中国は存在を誇示すれば、それだけ台湾の影響力増大を許す結果になる。
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2023-03-22 TNL JP 編集部
中露首脳、ウクライナ問題解決は欧米次第 国際刑事裁判所のプーチン氏逮捕状に反発
22日まで3日間の日程でロシアを訪れている中国の習近平国家主席は、プーチン大統領とモスクワのクレムリンで会談した。両首脳はウクライナ問題について解決の行方はウクライナと欧米次第だとし、西側に責任転嫁した。一方、国際刑事裁判所(ICC)が先週、戦争犯罪の容疑でプーチン氏らに逮捕状を発行したことにロシアは激しく反発し、ICCの判事らに対する捜査を開始したことを発表した。
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2023-02-11 (OvO) オーヴォ
同性婚の法制化に意見表明 SNSで3回目の投票スタート
「同性婚を法制化すべきか?」について、誰もが簡単に意見を投票することができるサービス「Surfvote」(Polimill・東京)が3回目の投票をスタートした。締め切りは4月30日。