台北市長選
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2022-11-29 小笠原 欣幸 (OGASAWARA Yoshiyuki)
台湾・統一地方選「民進党大敗の構造は10月末に固まっていた」
中国が圧力を強める中で行われた台湾の統一地方選は、与党・民進党が記録的な大敗を喫し、蔡英文総統は責任を負って党主席(党首)を辞任した。だが総統選や、国会議員に相当する立法委員選とは違い、外交・安全保障問題は争点とはならず、経済政策など内政面で課題山積の与党に対し、各地の有権者が「ノー」を突き付けたかっこうだ。台湾の選挙に詳しい東京外大教授、小笠原欣幸氏が今回の台湾・統一地方選を総括した。
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2022-11-22 近藤伸二 (KONDO Shinji)
24年総統選にどう影響?与党苦戦の最終盤-台湾・統一地方選【近藤伸二の一筆入魂】
4年に1度の総統選の前哨戦に位置づけられる台湾の統一地方選。総統選と違って外交課題が争点になりにくい統一地方選では、蔡英文政権のコロナ対策への不満や、論文盗作問題による候補者差し替えのイメージダウンなどで与党・民進党が苦戦を強いられています。ジャーナリスト・近藤伸二さんからの寄稿です。
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2022-11-19 TNL Taiwan編集部
「以前は誰もが "漂北 "と言っていたが、今は "脱北 "と言われている」~台北市長選、蔣萬安候補に独占インタビュー~
来週26日の台北市長選に出馬する蒋萬安氏は、台湾に帰ってから国民党に入る理由についてこう語った。「経国元総統の勤勉さと人民への愛情は、今も台湾の人々の心に深く刻まれている」。十大建設プロジェクトとは別に、TSMCも当初は趙耀東、孫運璿のような役人と民間の技術者が共同で決めていたものだった。「これが、ビジョンを持ち長期的な発展のための基礎を築くための鍵である」と蒋氏は話している。
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2022-11-18 TNL Taiwan編集部
「神様がこのポジションをくれたから、しっかり耐えないと次のステップには進めない」~26日の台北市長選に出馬する黃珊珊副市長に独占インタビュー~
台北市の副市長・黃珊珊氏が今月26日に行われる統一地方選の台北市長選に無所属で出馬すると表明し大きな話題となった。その黄氏は、自分がまだ弁護士や市議会議員のときは、色々な物事に対して、話すことしかできないと感じる場面が多かったが、副市長になってからは「聞く」、「話す」、「行動する」ことができるようになったため、毎日台北を少しずつ変えていくことができ、そのことで台北という都市がとても変わったと感じている。