統一地方選
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2023-02-04 近藤伸二 (KONDO Shinji)
与党苦戦も予想される24年総統選まで1年 台湾・新内閣発足で問われる成果【近藤伸二の一筆入魂】
24年総統選まであと1年。昨年11月の統一地方選(九合一選)で大敗を喫した与党・民進党では、副総統の頼清徳氏が新たに党主席(党首)に就任し、次期総統候補と目されている。一方、行政院長(首相に相当)には前副総統の陳建仁氏が新たに起用され、新行政院(内閣)が発足したが、「新味に乏しい」とのメディアの批判も。24年総統選に関する世論調査では、野党の候補者次第で与党の苦戦も予想されているだけに、新型コロナの初期水際対策で手腕を発揮した陳氏が新内閣で成果をあげられるかどうかが注目されている。
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2022-12-31 中央社フォーカス台湾
2022年の台湾10大ニュース、1位はペロシ米下院議長の訪台
中央通訊社は2022年の台湾の10大ニュースを選びました。重要ニュースから、今年の台湾を振り返ります。(対象期間:2022年1月1日~11月27日)
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2022-11-29 小笠原 欣幸 (OGASAWARA Yoshiyuki)
台湾・統一地方選「民進党大敗の構造は10月末に固まっていた」
中国が圧力を強める中で行われた台湾の統一地方選は、与党・民進党が記録的な大敗を喫し、蔡英文総統は責任を負って党主席(党首)を辞任した。だが総統選や、国会議員に相当する立法委員選とは違い、外交・安全保障問題は争点とはならず、経済政策など内政面で課題山積の与党に対し、各地の有権者が「ノー」を突き付けたかっこうだ。台湾の選挙に詳しい東京外大教授、小笠原欣幸氏が今回の台湾・統一地方選を総括した。
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2022-11-28 TNL JP 編集部
台湾有事の際、米国と共に戦う盟友とは 米専門家「日・豪・インド・英国がカギに」
26日に行われた台湾の統一地方選挙で与党・民進党は惨敗。台湾統一を目指す中国の習近平国家主席は、2024年の台湾総統選に向けて政権奪還を目指す親中の最大野党の国民党を側面支援し、蔡英文政権に揺さぶりをかけてくることは確実だ。そんな中、米ブルームバーグは同日、「台湾有事の際、誰が米国と共に立ち上がるのか」と題する論説を掲載。カギとなるのは日本、オーストラリア、インド、英国だと分析した。
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2022-11-22 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
台湾統一地方選挙2022―これはコンサートか決起集会か―
11月26日、台湾では統一地方選挙が行われる。これは直轄市(6都市)の市長や市議会議員、県長(県知事に相当)、村長、市民代表など九つの地方公職選挙で、2年後に迫った次期大統領選挙の行方を占えるとも言われている。決起集会や街頭演説、ネガティブキャンペーン、選挙グッヅやポスターなど、白熱する選挙運動を紹介する。
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2022-11-22 中央社フォーカス台湾
統一地方選/海外記者の目に映る台湾の統一地方選 両岸情勢、候補者の品格、女性の政治参画
4年に1度の統一地方選が26日に迫っている。2024年の次期総統選の「前哨戦」とも言われるが、今回の選挙戦は海外メディアの記者たちにはどう映っているのか。
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2022-11-22 近藤伸二 (KONDO Shinji)
24年総統選にどう影響?与党苦戦の最終盤-台湾・統一地方選【近藤伸二の一筆入魂】
4年に1度の総統選の前哨戦に位置づけられる台湾の統一地方選。総統選と違って外交課題が争点になりにくい統一地方選では、蔡英文政権のコロナ対策への不満や、論文盗作問題による候補者差し替えのイメージダウンなどで与党・民進党が苦戦を強いられています。ジャーナリスト・近藤伸二さんからの寄稿です。
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2022-11-21 矢板明夫 (YAITA Akio)
台湾で注目度浮上する?どうなる「18歳公民権」を問う住民投票 統一地方選と同日実施
26日に迫った台湾の統一地方選挙に合わせて、選挙権の年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる憲法改正の是非を問う国民選挙が実施される。18歳公民権が認められれば台湾の選挙文化が大きく変わると見る向きもあるが、「台湾独立」や新型コロナウイルス感染者の隔離問題との関連などから、可決に必要な有権者の過半数の賛成を得られるかどうかは不透明だ。