海鮮
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2023-01-19 遊佐水亜 (YUSA Mizua)
月イチ連載「季節の『おいしい』を探す台湾市場めぐり」第四回:春節気分が盛り上がる、台北・南門市場のにぎわい
台北在住の料理家でライターの遊佐水亜さんが、台湾各地の歴史ある市場やファーマーズマーケットを舞台に、季節のおいしい食材や台湾らしいユニークなモノやコト、その楽しみ方を紹介する月イチ連載。今回は、春節用の食材などを求める買い物客でにぎわう台北屈指の伝統市場・南門市場をご案内します。
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2022-11-19 台湾光華雑誌
夜明け前に取引される新鮮な海産物ーー南部の東港魚市場と北部の基隆崁仔頂魚市場
「魚」は「余」と同じ発音であるため、台湾では「魚」は豊かな暮らしを象徴する食材だ。お祝いの席には尾頭付きが欠かせず、年配者は全部食べ切らないようにと注意する。少し余らせることが「年々有余」を意味するからだ。 四方を海に囲まれた台湾の近海は、世界第二の海流である黒潮が通り、天然の漁場が形成されている。漁業資源は豊富で、魚市場へ行けばEPAやDHAなどの栄養素を持ち帰ることができる。