宜蘭
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2023-06-01 TNL Taiwan編集部
宜蘭中福酒造がトップ!原材料から製造まで台湾製のお酒と日本のお酒を比較してみよう~台湾の地酒図鑑
「台湾の気象条件は酒造りに適していない」という説を払拭する。2020年、中福醸造は日本統治時代の古代米品種「吉野一号」を使った酒「吉野吟醸」を発売。 馬何增氏は「今、皆さんが見ているのは中福酒造19年間の努力の積み重ねの成果だ」と話す。
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2023-05-07 台湾光華雑誌
宜蘭の味覚――時間がはぐくむ醸造の滋味
チーズ、味噌、ワインなどは、時間をかけて発酵させた食品として知られている。「東方のチーズ」と呼ばれる豆腐(腐乳。豆腐に麹をつけて塩水の中で発酵させた食品)や醤油も、食文化の中で広く用いられている。台湾東北に位置する宜蘭県は醸造環境に恵まれており、かつてはどの家でも自家製の豆腐乳や醤油を造っていた。 宜蘭県の員山郷二湖地区はパイナップル産地としては台湾で最も北に位置するエリアである。この雪山山脈のふもとで、雨と陽光の恵みを受けたパイナップルと豆腐を発酵させた「鳳梨豆腐乳」が作られている。台湾で二胡の製作者として知られている李十三も、故郷へ帰って醤油を作っている。宜蘭の風土が育んできた食材と時間が醸し出す風味を、ぜひ味わってみたい。
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2023-04-09 台湾光華雑誌
懐かしく甘酸っぱい味わい
40~50年前の台湾では、夏になると「四果氷」というかき氷がよく売れた。プレーンなかき氷の上に4種類の蜜餞(フルーツの砂糖漬け)をのせたものだ。木瓜籖(パパイヤの千切り)、李仔糕(スモモの砂糖漬け)、楊桃乾(乾燥させたスターフルーツ)、李仔鹹(スモモの塩漬け)などで、年配の人々にとっては懐かしい味だ。台湾ではさまざまなフルーツが大量に生産されており、昔の農家は生産過剰の問題を解決するために、フルーツを砂糖や塩で漬けて保存食にした。芒果青(砂糖と塩で漬けた青いマンゴー)なども、おやつとしてよく食べられていた。 砂糖漬けフルーツの産地としてよく知られているのは、彰化県の百果山、台南市の安平、そして宜蘭県の礁渓だ。現在では工場生産に変わったが、百年以上続く蜜餞の老舗の物語から、往時の「甘酸っぱい」味わいをしのぶことができる。
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2022-12-20 中央社フォーカス台湾
台中の観光名所、一面の銀世界に 「冬限定の美景」=来場者/台湾
寒波の影響で中部・台中市の観光名所、武陵農場では19日早朝、氷点下1.5度の低温が観測された。敷地内は霜で一面が白く染まり、銀世界が広がった。
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2022-11-12 中央社フォーカス台湾
游国会議長、沖縄県議の台湾視察団と会談 宜蘭と沖縄の相互理解促進願う
游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)は9日、台北市の立法院応接室で、沖縄県議会自民党会派の台湾視察団と会談した。花城大輔県議を団長とする視察団は、沖縄と台湾の経済や観光、文化などでの交流促進を目的に訪台した。游氏は相互理解の促進強化を願った。