プリゴジン氏
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2023-07-11 TNL JP 編集部
プーチン大統領、プリゴジン氏と長時間会談 6月24日のワグネル反乱からわずか5日後
ロシアのプーチン大統領が同国の民間軍事会社ワグネル創設者プリゴジン氏やその幹部らとモスクワで長時間にわたり会談していたことが10日明らかになった。6月下旬に勃発した〝プリゴジンの乱〟からわずか5日後の出来事だ。また、解任情報が流れた露軍のゲラシモフ参謀総長が9日、軍の会議に出席した動画が公開された。
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2023-07-04 TNL JP 編集部
プリゴジン氏が1週間ぶりに音声メッセージ 「将来、前線での勝利」、今後も関与を示唆
ロシアの独立系メディアは3日、武装反乱を起こし、ベラルーシに〝亡命〟した露民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が約1週間ぶりに音声メッセージを公表したと伝えた。その中でプリゴジン氏は、今後もウクライナ侵攻に関わることを示唆する一方、サンクトペテルブルクのワグネル本部は2日、戦闘員の募集活動を1か月間停止すると発表。ウクライナでの軍事作戦への一時的不参加と、ベラルーシへの移動のためと説明した。
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2023-06-28 TNL JP 編集部
米高官「ワグネル反乱で中国指導部は動揺」 北京「露の国内問題」、プーチン支持再確認
米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は今週、ロシアの民間軍事会社ワグネルによる武装反乱が「中国の指導部を動揺させている」との見方を示した。事実、ロシアの外務次官が25日、急きょ訪中し、事情を説明したとみられるが、中国側は「ロシアの国内問題」とし、プーチン政権支持を改めて表明した。
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2023-06-26 TNL JP 編集部
プリゴジン氏、モスクワ進軍のワグネル撤退 ベラルーシ亡命でプーチン氏が〝手打ち〟
ロシアで武装反乱を起こした露民間軍事会社ワグネル・グループの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明したことで、懸念されたワグネル部隊とロシア軍がモスクワで衝突する事態が回避された。これによりプリゴジン氏について、武装反乱を呼びかけた容疑での捜査が取り下げられ、ベラルーシに出国することをロシア政府が明らかにした。
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2023-06-21 TNL JP 編集部
ウクライナの大規模反攻で両軍に甚大被害 プリゴジン氏はロシア正規軍に絶縁宣言か
ウクライナ南・東部で、ロシア軍に対する大規模な反転攻勢を続ける同国の部隊について英国防省は今週、ウクライナ軍がわずかな前進を果たしたと分析した。だが、進軍速度は落ち、南部戦線で両軍に多くの戦死者が出ている。ロシア軍は総力で激しく抗戦し、東部ドネツク州バフムトでの3月の激戦以来、最悪の損失になったとみられる。
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2023-05-26 TNL JP 編集部
プリゴジン氏、ウクライナ侵攻は露国に逆火 「ロシア革命のような混乱起きる」と警告
ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトの完全制圧を宣言したばかりのロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、今回の軍事作戦はバックファイアを起こしており、裕福なエリート層が軍事作戦にもっと積極的に関与しなければ、1917年のロシア革命と同様の混乱を招くことになると警告した。
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2023-05-09 TNL JP 編集部
激戦地バフムトから撤退表明したワグネル 「弾薬、武器約束された」とし戦闘継続へ
ウクライナ侵攻に戦闘員を派遣するロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの創設者プリゴジン氏は7日(日本時間8日)、「さらなる作戦を続けるのに必要な弾薬と武器(の提供)が約束された」とSNSに投稿した。軍側から意図的に武器供給を絶たれていると主張し、10日にウクライナ東部の激戦地バフムトから部隊を撤退させるとしていた方針を撤回し、同地での戦闘継続を示唆した。
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2023-05-03 TNL JP 編集部
ロシアの民兵組織ワグネル創設者プリゴジン氏 正規軍と対立深まり、バフムトから撤退を示唆
ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、激戦が続くウクライナ東部の要衝バフムトから傭兵の全面撤退をちらつかせている。これまで「バフムトでの戦果はワグネルによるもの」と主張してきたプリゴジン氏への警戒感から、軍はワグネルへの砲弾支給を大幅に減らしたことで、同氏と軍指導部の対立が深まっている。
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2022-11-09 TNL JP 編集部
兵力の消耗激しいロシアは元服役囚を招集 露民間軍事会社「ワグネル」は受刑者も募集
ロシアのショイグ国防相は10月末、部分動員令に基づく予備役30万人の招集が完了し、うち8万2000人がウクライナの前線に送られたとプーチン大統領に報告した。だが、ウクライナ軍の猛攻により、南部ヘルソン州ではわずか1日でロシア兵950人が死亡し、東部ルハンシク州でも1個大隊500人以上がほぼ全滅したと報じられた。兵力の消耗が確実に加速し、焦りを隠せなくなったプーチン氏は、元服役囚の招集も決めた。