福建省
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2023-09-26 中央社フォーカス台湾
中国軍地上部隊が福建省・大埕湾地区で演習 台湾の軍は「動向を厳密に把握」
台湾国防部(国防省)は24日、中国の航空機や艦艇、地上部隊が同日午前、中国福建省の東山大埕湾地域で演習を行ったことを確認したと発表した。同部は国軍がさまざまな監視手段を用いて台湾海峡周辺の海空域の動向を厳密に把握するとともに、適切に対処したとしている。
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2023-09-17 台湾光華雑誌
美食の王国の名の由来は?曹銘宗VS翁佳音による食の歴史探訪
社會が農業中心だった時代を経験した年長者たちは「麺より米の方が腹持ちがする」と言う。「蓼食う虫も好き好き」と言うように「胃納(中国伝統医療の言う「胃が受け付ける」という機能。以下「食欲」とする)」の一面をついている。人は、子供の頃から食べて来たものに親しみ、食の嗜好や習慣を育む。 台湾人の「食欲」はどのように育まれたのか? その特徴は?その謎を解くべく、歴史作家の曹銘宗と中央研究院台湾史研究所・非常勤研究員の翁佳音がタッグを組み、台湾の食生活の変遷を遡る。
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2023-05-08 内海彰(UTSUMI Akira)
【内海彰のふぉるもさ言葉考】①中国語?台湾語?台湾の各言語はどう呼んで区別すべきなの?
オランダ、清国、大日本帝国…そして中華民国、統治者が次々に入れ替わってきた台湾の言語事情はまことに複雑だ。現在、「共通中国語」(マンダリンチャイニーズ)が多くの場面で使用されるが、「福建語」の流れにある「台湾語」を話す人々も多く、「客家(ハッカ)語」や原住民の各部族語なども存在する。1949年に蒋介石が「中華民国」ごと台湾に逃れてきたため、広大な中国大陸の各地の言語も流入しており、日本語の痕跡も少なからず残っている。台湾の中国語を「北京語」と表現すれば政治的意図を含むとも誤解されかねない。また、北京土着の北京語、つまり北京出身者の母語である北京語との差も大きいことから、台湾の中国語を北京語と呼ぶのは間違いだという意見もある。台湾在住26年の筆者が、台湾における各言語の区別表現を考察する。
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2023-01-02 台湾光華雑誌
台湾一の女神——媽祖の祭り
旧暦の3月、台湾各地で年に一度の媽祖の祭典が行なわれる。多くの廟の媽祖が「進香」のために廟から出ると、通りでは住民がこぞって神輿をお迎えし、信者と触れ合う。中でも台中の大甲媽祖と苗栗県通宵の白沙屯媽祖の活動が最も有名で、ディスカバリーチャンネルは大甲媽祖の巡行進香活動を世界三大宗教祭典の一つとして紹介した。また2010年、文化部文化資産局は「大甲媽祖巡行進香」と「北港朝天宮迎媽祖」「白沙屯媽祖進香」を国定の重要民俗活動に指定した。媽祖信仰は世界的な無形文化遺産であり、台湾は世界の媽祖信仰の中心地なのである。
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2022-11-02 中央社フォーカス台湾
全長約5.4キロの金門大橋、正式に開通 台湾最大規模の海上橋
中国福建省に近い離島・金門県で建設された金門大橋が30日、正式に開通した。金門島(大金門)と烈嶼(小金門)を結ぶ全長約5.4キロの橋で、海上橋としては台湾で最大規模。午前に開かれた式典には、楊鎮浯(ようちんご)県長の他、王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)や馬英九(ばえいきゅう)前総統らが出席。楊県長は、橋の開通によって金門島と烈嶼間の距離が縮まっただけでなく、台湾と金門間のつながりも強まったと語った。