屏東県
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2023-10-07 TNL Taiwan編集部
屏東のゴルフボール製造工場で火災 10人が死亡 消火活動中に爆発
負傷により入院中の陳文川消防隊小隊長が意識を回復した。消防隊は工場が提出した「製品安全データシート」により消火に乾燥粉末を使用する必要性を確認して工場内に突入したが、すでに火と煙が充満していた。指揮官が即時撤退を命じたが、退却中に爆発が起こり、大惨事となった。
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2023-10-03 伊藤佳代(ITO Kayo)
消えかけた「アワ」復興の萌芽 ルカイ族伝統の小米種子が半世紀ぶりに日本から里帰り
台湾原住民(先住民)の伝統料理の食材としておなじみの小米(アワ)は、食材としての役割だけでなく、各部族の文化精神を象徴する重要な文化的意義を持つ。高雄市中心部から車で約2時間ほど走った山岳地帯、ルカイ族が多く暮らす屏東県霧台郷の吉露村では、台風被害で小米の原種が消失してしまったが、過去に日本人研究者による調査で種子が日本に持ち帰られていたことが明らかになり、日台の大学研究機関の協力のもと、このほど日本から半世紀ぶりに吉露村へ返還されることになった。
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2023-09-23 中央社フォーカス台湾
台湾・屏東の工場爆発 死者5人に 依然5人の安否不明
台湾の南部・屏東県のゴルフ用品工場で22日夕に起きた火災と爆発で、23日午前9時30分現在、死者は5人となった。
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2023-08-13 台湾光華雑誌
人と森とのハーモニー 植樹を夢みる者 宋文生
屏東県霧台郷に住むルカイ族の宋文生は、若くして公務員の職を棄て、年長者に伴われて山林に分け入り、台湾固有種の樹木の植樹に携わる道を選んだ。過去40年間、植樹、伝統的な狩猟場・山林を保護整備することに一心不乱に力を注いできた。宋とその家族の私心を捨てた正義感に満ちた感動的な物語に触れる時、私たちは、自らが身をおく環境を大切にする気持ちを奮い立たせ、不毛の土地を緑化させることで、世界を動かすこともできるという信念を固くするだろう。
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2023-07-06 中央社フォーカス台湾
屏東で「スティンガー」実弾射撃訓練 戦力示す/台湾
台湾の国軍が、南部の屏東県で地対空ミサイル「スティンガー」の実弾射撃訓練を行った。ウクライナでの利用が高い参考の価値があるとされ、初めての射撃に参加した隊員もいた。また、今月末には定例演習「漢光39号」の実動演習が行われる予定。
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2023-05-17 中央社フォーカス台湾
屏東県里港郷、鹿児島県曽於市と覚書締結 交流促進目指す/台湾
台湾屏東県里港郷と日本鹿児島県曽於市は、教育交流や学校間の相互訪問を推進するための覚書に署名した。覚書によると、両自治体は将来的には観光や農業、水産業などの分野での交流を拡大することを目指しており、昨年のオンライン交流会議や今年1月の訪問に続き、相互交流を深めることを意欲的に進めるとしている。曽於市出身の政治家が日本統治時代に里港の小学校で教壇に立っていたことが縁となり、交流が生まれたとされている。覚書に署名したのは、里港郷の徐国銘郷長と曽於市の五位塚剛市長である。覚書の調印式には、屏東県の黄国栄副県長と陳銘俊台北駐福岡経済文化弁事処長も立ち会った。
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2023-04-03 中央社フォーカス台湾
「屏東初マグロ」が水揚げ、重さ180キロ超え 7日に競り/台湾
クロマグロ漁が盛んな南部・屏東県の東港漁港で1日、県内で今季最初のクロマグロが水揚げされた。重さは「屏東初マグロ」の認定に必要な180キロを超えた。7日に競りにかけられる。
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2023-02-12 台湾光華雑誌
光に導かれて――聖と俗が融合する空間
キリスト教は17世紀の初めに西洋の宣教師とともに台湾に入ってきて、その後は台湾人も布教の役割を担ってきた。以来、まかれてきた福音の種は大地に根を張って花を開いているが、台湾の土地に建てられた教会建築はどのような姿を見せているのだろう。
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2022-11-13 中央社フォーカス台湾
台湾・屏東でクリスマスフェス開幕 電飾で雪と氷の世界演出
南部・屏東県屏東市の屏東公園で11日、屏東クリスマスフェスティバル(屏東聖誕節)のイルミネーション点灯式が行われた。今年は「氷の世界、雪の国」をテーマに、ロマンチックなクリスマスのムードを高めている。点灯式には潘孟安(はんもうあん)屏東県長や日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会高雄事務所の小野一彦所長らが出席。
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2022-11-10 中央社フォーカス台湾
成功大、2段式ハイブリッドロケットの打ち上げに成功=台湾学術界で初
台湾成功大学(台南市)の研究グループは8日朝、南部・屏東県旭海のロケット発射場で、国産の2段式ハイブリッドロケットの打ち上げに成功した。