両岸関係
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2023-09-21 平井 敏晴 (HIRAI Toshiharu)
対台湾関係に揺れる韓国 現地有力紙が「断交」の過去に反省の視点
中国が覇権主義的姿勢を強めるなか、東アジアが揺れている。韓国では尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が米韓同盟や日本との連携強化重視に舵を切るなか、有力紙「中央日報」は1992年の韓中国交樹立に伴う台湾との断交について「台湾の人々が傷ついた」と題する論説文を掲載し、当時の韓国の外交姿勢を「反省」する視点を示すなど、言論面でもその揺らぎを象徴する動向が浮き彫りになっている。
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2023-08-23 中央社フォーカス台湾
総統選/台湾と中国の対話の場設ける考え 鴻海・郭氏 2千万米ドルで財団設立へ
鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘氏は22日、離島・金門で開かれた政治イベントに参加し、2千万米ドルを投じて、両岸の対話会議の定期開催を目指す財団を立ち上げる考えを示した。
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2023-07-18 中央社フォーカス台湾
鴻海・郭氏「一つの中国」で直接交渉を 首相「受け入れられない」/台湾
鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏が17日付の米紙ワシントン・ポストに寄稿し、「一つの中国」の枠組みの下、中国と直接の交渉をすべきだと訴えた
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2023-07-06 中央社フォーカス台湾
総統選/与党・民進党候補の頼副総統「台湾海峡の平和維持」に注力へ 米紙に寄稿
頼清徳副総統が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、台湾海峡の平和を目指す上で防衛力の増強、経済安全保障の強化、民主主義陣営との連携深化、両岸におけるリーダーシップの発揮の四本柱を掲げた。米国の専門家は、頼氏の主張が蔡英文総統の両岸関係における核心的な原則を引き継ぐものだと歓迎するとの見方を示した。
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2023-05-21 中央社フォーカス台湾
野党の総統公認候補が決意表明 政権交代訴え/台湾
台湾で来年1月に投開票される次期総統選挙。最大野党・国民党の公認候補、侯友宜新北市長は20日、台北市の党本部で開かれた激励会で、中華民国の美しさと台湾人の良さを取り戻すと決意を語った。
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2023-02-20 中央社フォーカス台湾
中国・上海から訪問団 台湾ランタンフェス視察や台北市と交流
中国・上海市の訪問団が18日、台北市政府の招きに応じて台湾を訪問した。20日まで滞在し、台北市で開催されている「台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)」を訪れたり、台北市と交流したりする。
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2022-12-13 TNL Taiwan編集部
六四事件、法輪功、台湾海峡危機… 中国共産党指導者 3代目 江沢民氏が上海で死去、在任中のキーワードは
1995年、江沢民は両岸関係の発展と中国の平和的統一の促進に関する8つの提案を打ち出し、平和的統一と「一国二制度」の理念を実現する方法を明示した。 2000年の台湾総統選挙前、両岸問題について問われた江氏は曹植の「豆を煮るに萁を燃やす」を暗誦していた。
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2022-11-21 矢板明夫 (YAITA Akio)
台湾で注目度浮上する?どうなる「18歳公民権」を問う住民投票 統一地方選と同日実施
26日に迫った台湾の統一地方選挙に合わせて、選挙権の年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる憲法改正の是非を問う国民選挙が実施される。18歳公民権が認められれば台湾の選挙文化が大きく変わると見る向きもあるが、「台湾独立」や新型コロナウイルス感染者の隔離問題との関連などから、可決に必要な有権者の過半数の賛成を得られるかどうかは不透明だ。
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2022-10-17 中央社フォーカス台湾
総統府「民主主義と自由こそ台湾人の信念」=習氏の台湾言及受け
台湾総統府の張惇涵報道官は16日、中国共産党の第20回党大会で習近平総書記(国家主席)が台湾統一について言及したのに対し、中華民国は主権独立国家だとの立場を改めて示し、民主主義と自由こそが台湾の人々の信念で決意だと述べた。