軍事演習
-
2023-03-23 TNL JP 編集部
2024総統選をにらみ「米国カード」と「中国カード」で応酬する台湾の与野党
2024年1月の総統選まで10カ月足らずとなり、台湾の与野党の駆け引きが活発化してきた。与党・民主進歩党が「米国カード」を切れば、最大野党・中国国民党が「中国カード」で応戦するなど、米中対立の激化に伴ってヒートアップしている。
-
2023-03-10 近藤伸二
【近藤伸二の一筆入魂】訪米で「1歩後退、2歩前進」狙う台湾の蔡英文総統
4月上旬に訪米予定の台湾の蔡英文総統は、滞在中、米下院議長との会談やレーガン記念図書館での講演などを調整中だ。実現すれば外交面で与党・民主進歩党の大きな得点となり、来年1月の総統選にも追い風となりそうだ。中国を過度に刺激したくない米側が下院議長訪台を見送ったことを受けての一手で、転んでもただでは起きない台湾のしたたかな一面が垣間見られるとともに、中国側の出方次第では両刃の剣となりかねない側面が懸念される。
-
2023-03-03 門間理良(Momma Rira)
【門間理良の寸鉄】中国による武力侵攻と認知作戦に対処すべき台湾と日米
ウクライナ情勢とともに、「台湾海峡の平和と安定」が世界注視の的となっているが、「台湾有事」は中国にとってかなりリスクの大きな軍事的ギャンブルだ。ただし常に合理的判断が優先されるという保証がないのも事実。有事勃発の場合、離島奪取といった直接的な軍事行動以外にも、「戦わずして勝つ」という認知領域のせめぎ合いをも念頭に置かねばならず、台湾と日米の抑止力整備の重要性は増している。
-
2023-02-21 TNL JP 編集部
北朝鮮が日本海に向け連日のミサイル発射 ICBM発射に反応した米韓へ〝逆ギレ〟か
北朝鮮が20日、弾道ミサイル2発を相次いで日本海側に発射した。これは同国が18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、米国が19日、日韓とそれぞれ共同訓練を実施したことへの〝逆ギレ〟だったとみられる。米FOXニュースは、北朝鮮が日米韓の軍事演習に対して過敏になり、「かつてないほど強い反応を示している」と報じた。
-
2022-12-09 中央社フォーカス台湾
「台湾有事は日本の有事に直結」=自民・中山泰秀氏
外務副大臣、防衛副大臣を歴任した自民党の中山泰秀氏が台湾を訪問し、台北市内で8日、記者会見を開いた。中国軍のミサイルが日本の近海に落下したことで「台湾の有事は日本の有事に直結することが証明された」とし、台湾が日本や米国、他の民主主義国家と協力し、地域の平和と安全を守っていくことに期待を寄せた。
-
2022-10-19 中央社フォーカス台湾
離島・澎湖で実弾射撃演習 防衛能力をアピール/台湾
人民解放軍の脅威に対応するため、陸軍澎湖防衛指揮部は19日朝、定例実弾射撃演習を離島・澎湖で行った。各種の火砲や戦車などを使用し、固い離島防衛能力をアピールした。敵軍が台湾への上陸作戦を試みようとした場合や台湾に侵攻した場合を想定して実施された。
-
2022-10-06 TNL JP 編集部
日本列島上空を通過した北朝鮮ミサイル 「発射実験で知っておくべきこと」とは
北朝鮮は6日午前6時ごろと同6時15分ごろ、再び弾道ミサイルを2発発射した。それぞれ日本海の排他的経済水域(EEZ)外の北朝鮮東岸付近と日本海に着弾したとみられる。北朝鮮は4日午前にも弾道ミサイルを発射。このミサイルは青森県付近の上空を通過し、日本列島の東約3200キロの太平洋上に着弾した。同国は今年すでに24回ミサイルを発射し、金正恩体制の10年間で最多となった。