軍事訓練
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2023-06-14 TNL Taiwan編集部
台湾・黒熊学院CEO「『民兵』でも『民間防衛』でもない。『全民防衛』を推進したい」
ロシアによるウクライナ侵攻を機に台湾有事の懸念が高まる中、台湾では一般市民に軍事的な専門知識や技術を教授する民間団体が増加している。数ある団体の中でも2021年設立の「黒熊学院」は、当初はボランティア団体として活用していたが、22年夏に半導体受託生産大手の聯華電子(UMC)の創業者、曹興誠氏が巨額の私財を提供すると発表したことで大きな注目を集めた。同学院の何澄輝CEOは、学院のカリキュラムは外的な脅威に順応し、対応できる「社会的レジリエンス」の向上に重きを置いていると話し、軍事支援だけにとどまらず、戦争の脅威に晒されても社会の基本的な営みを維持できる「全国民による防衛」を実現することが「現代の戦争に勝つことができる」と強調する。(本記事は2023年1月3日公開のThe News Lens「【關鍵專訪】黑熊學院執行長何澄輝:不是「民兵」也不是「民防」,我們要推廣的是「全民防衛」」の翻訳記事)
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2023-01-22 杜祖健(DU Zujian)Anthony T. Tu
【アンソニー・トゥ回顧録】② 吹き荒れた白色テロの嵐
日清戦争(1894~95)の結果、下関条約によって台湾は1945年まで約半世紀の間、大日本帝国の統治下に置かれた。台湾医学の先駆者となった杜聡明氏の三男として生まれ、戦後、米国で世界的な毒性学の権威となり、日本の大事件解決にも協力した杜祖健氏が、戦後の台湾を襲った白色テロの暴風を振り返り、台湾人としての心情を記録する。
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2022-12-21 中央社フォーカス台湾
兵役1年に延長、7割超が賛成=民間調査/台湾
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会が20日に発表した世論調査の結果によれば、男性の兵役について73%が1年への延長に賛成した。
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2022-11-16 TNL JP 編集部
卒業式では制服が大変なことに!? ここが違う、台湾の高校
先月開催された台湾の建国記念日に当たる「双十節」の祝賀式典。「オレンジの悪魔」の異名で知られる京都橘高校吹奏楽部のパフォーマンスが注目を集め、台北市立第一女子高級中学と交流する様子も報道されました。教育制度や制服文化など日本と似ているところもある台湾の高校ですが、台湾ならではの違いも?
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2022-10-03 中央社フォーカス台湾
軍事訓練対象者、過去10年で最少 満18歳の男性11万8000人/台湾
台湾内政部(内務省)が2日までに公表した義務とされている軍事訓練の対象者に関する調査結果によると、今年度、満18歳の男性は11万8000人余りで、過去10年で最少となった。