気候変動
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2023-05-18 TNL JP 編集部
中国リスク回避でEUがインドに急接近 環境問題では対立も経済では関係強化
インドとの関係強化を模索する欧州連合(EU)は16日、本部を置くブリュッセルでEU・インド貿易技術評議会の初会合を開いた。中国依存によるリスクを回避したいEUは、新たな大規模市場を求め、中国を抜いて人口世界一となったインドに急接近。インドにとっても中国への経済依存を軽減したいという共通の考えがあった。ドイツの公共放送DWがその背景に迫った―。
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2023-04-25 (OvO) オーヴォ
人類史上最大規模の植林プロジェクト 映画『グレート・グリーン・ウォール』公開
対策が急がれる気候変動の影響は世界中で表れていて、砂漠化が急速に進むアフリカもその一つだ。4月22日に公開された映画『グレート・グリーン・ウォール』は、そのアフリカに緑と夢“アフリカン・ドリーム”を再生させるために旅に出た、ミュージシャンで環境活動家のインナ・モジャさんを追った音楽ドキュメンタリーになっている。
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2023-04-21 SWI swissinfo.ch 日本語版
2050年までの気候中立目指すスイスの環境新法が国民投票へ
スイス有権者は6月18日の国民投票で、気候変動対策を盛り込んだ新法への是非を問われる。2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指し、家庭や企業への奨励予算が盛り込まれる一方、化石燃料の使用を禁止する案は削除されている。
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2023-04-04 (OvO) オーヴォ
気候変動問題との同時解決を 「生物多様性スクール2023」
世界自然保護基金(WWF)ジャパンの生物多様性スクール2023 第2回「生物多様性と海」が4月7日に開かれる。
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2023-03-17 TNL JP 編集部
昨年PM2.5で急激に悪化した大気汚染 WHO基準満たしたのは13の国・地域だけ
スイスのIT企業IQAir社が今週発表した調査結果によると、地球の大気汚染は急激に進み、昨年、健全な大気質に関する世界保健機関(WHO)の基準を満たしたのは、世界でわずか13の国・地域だけだった。その主な原因は化石燃料の使用と、気候変動がもたらした山火事だという。
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2023-02-16 TNL タイワン編集部
世界が激動した2022年は明るい年とは言い難いが…それでも心強くてポジティブなニュースもあった
一見、悪いことだらけの2022年だが、よく見てみると脱化石燃料の加速、核融合技術の進歩、エチオピア内戦の永久停戦など激動したわりには明るいニュースもあった。
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2023-01-26 TNL JP 編集部
米・東海岸などでクジラの漂着死が急増 地球温暖化で活動範囲に変化が原因か
大阪で今月、河口に迷い込んだ体長約15メートルのマッコウクジラが死に、大きな話題になったが、米・東海岸でも漂着して死ぬクジラが相次ぎ、米メディアによると、昨年12月から1月中旬までの6週間で、その数は14頭にも上った。専門家は「この数年、漂着は増加傾向にあり懸念している」とし、温暖化による活動範囲の変化で人間との接触が増えた可能性を要因の一つに挙げた。
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2023-01-12 中央社フォーカス台湾
台湾、気候変動対応法を立法院で可決 2050年に温室効果ガスの排出実質ゼロへ
立法院院会(国会本会議)は10日、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を明記した気候変動対応法案を可決した。炭素費の徴収を新たに定め、指定の削減目標を達成可能な徴収対象に対しては徴収率を優遇する内容も盛り込まれた。
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2022-12-21 TNL JP 編集部
「COP15」で採択、生態系保全の新目標 画期的な枠組みで知るべき5つのポイント
世界各国はCOP15で地球の生物多様性を守るため、歴史的合意に達した。カナダ・モントリオールで開かれていた国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は19日、生物多様性の損失を食い止めるため、2030年までの達成を目指す画期的な新国際ルール「昆明・モントリオール生物多様性枠組み」を採択したのだ。そんなCOP15を理解するための5つのポイントを英BBCがまとめた。
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2022-11-21 TNL JP 編集部
世界人口が80億人に 11年で10億人増 「嘆く必要なく、歓迎すべき」との研究者も
世界の人口が80億人に達した。地球の資源が枯渇することを危惧する専門家にとって、この大きな節目は、起こりうる災難の前兆だと見る。だが、米政治専門紙ザ・ヒルは、地球にとって「人口増加は大歓迎」だとする人口問題研究者の見解を紹介した。その根拠とは―。