民主主義
-
2023-01-30 TNL JP 編集部
大使ではない台湾の「駐米大使」蕭美琴氏 中国の戦狼外交に対し〝戦猫外交〟を駆使
米紙ニューヨーク・タイムズは今月22日、事実上の駐米台湾大使である蕭美琴(しょう・びきん)代表を特集し、ロングインタビュー記事を掲載した。「ワシントンで最大級の影響力を持つ大使は大使ではない」という見出しで、「自身を外交のデリケートな綱を渡る〝戦猫〟と呼び、中国は彼女について戦争を引き起こしかねないトラブルメーカーと呼ぶ」と紹介した。
-
2022-12-07 TNL JP 編集部
インドネシアが婚前・婚外交渉禁止法を可決 経済団体、コロナ禍からの回復に「水を差す」
インドネシア議会は婚前・婚外交渉を禁止するなど、大幅な刑法改正案を可決した。違反者には最長1年の懲役刑を科すことになる。この動きに、人権団体は「国民の自由を制限するもの」だと反発し、経済団体は海外からの観光客や投資に悪影響が出るとの懸念を示した。
-
2022-11-29 小笠原 欣幸
台湾・統一地方選「民進党大敗の構造は10月末に固まっていた」
中国が圧力を強める中で行われた台湾の統一地方選は、与党・民進党が記録的な大敗を喫し、蔡英文総統は責任を負って党主席(党首)を辞任した。だが総統選や、国会議員に相当する立法委員選とは違い、外交・安全保障問題は争点とはならず、経済政策など内政面で課題山積の与党に対し、各地の有権者が「ノー」を突き付けたかっこうだ。台湾の選挙に詳しい東京外大教授、小笠原欣幸氏が今回の台湾・統一地方選を総括した。
-
2022-11-07 TNL JP 編集部
中国人工作員が米国の中間選挙で世論誘導 25万件超の情報操作狙ったツイートを特定
続投が決まった中国の習近平国家主席にとって、直近の課題は米国で行われる8日投票の中間選挙にどう影響を与えるかだ。米国の有権者に不満の種をまくという中国の工作活動は、独裁国家体制を「人類の新たな選択」として推し進める習氏の目的の一環だ。米政治専門誌「フォーリン・ポリシー」は、民主主義の根底を成す選挙という重要なプロセスへの中国による干渉の脅威に対応するため、米国や西側諸国は早急に対応する必要があると訴える。
-
2022-11-06 中央社フォーカス台湾
統一地方選/台北市長選、有力候補3氏がテレビ討論会 論戦繰り広げる/台湾
26日投開票される台北市長選挙のテレビ討論会が5日行われ、与党・民進党公認の陳時中前衛生福利部長(保健相)、野党・国民党公認の蒋万安立法委員(国会議員)、無所属の黄珊珊前台北副市長の有力候補3氏が舌戦を繰り広げた。
-
2022-11-05 中央社フォーカス台湾
列国議会連盟の訪問団、蔡総統と会談 台湾の民主主義への支持を強調
国際議員連盟「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)のメンバー8人が3日、台北市の総統府で蔡英文(さいえいぶん)総統と会談し、台湾の民主主義に対する固い支持と団結を表明した。蔡総統はIPACメンバーの訪台に感謝し、台湾が民主主義の盟友と各方面での協力を引き続き深化させ、台湾海峡の安全と地域の安定、平和を共に守れるよう期待を寄せた。
-
2022-11-01 中央社フォーカス台湾
日本で台湾関連のシンポジウム 蔡総統「台日米で民主主義の強靭性強化したい」
蔡英文(さいえいぶん)総統は29日、東京で開かれた台湾関連のシンポジウムにビデオメッセージを寄せ「台日米はパートナー関係を深めるだけでなく、より多くの民主主義国家と協力して共通の信念を守り、世界の民主主義の強靭性(きょうじんせい)を強化したい」と述べた。更に双十国慶節(10月10日、中華民国の建国記念日)前後に日米の国会議員が来台したことについて、台湾人民は固い支持と友情を感じ取ったと語った。
-
2022-10-10 中央社フォーカス台湾
蔡総統「武力による解決は決して両岸の選択肢でない」=双十国慶節で演説/台湾
中華民国の建国記念日「双十国慶節」を迎えた10日、蔡英文(さいえいぶん)総統は総統府前で開かれた祝賀式典で演説し、北京当局に対し「武力による問題解決は両岸(台湾と中国)の選択肢ではない。台湾の人々の主権と民主主義、自由を固く守る意思を尊重することのみが、両岸の前向きな交流を再開させる根本となる」と呼び掛けた。
-
2022-09-15 TNL JP 編集部
台湾が世界の民主主義各国に支持を訴え 侵略抑止のため厳格な対中国制裁求める
事実上の駐米台湾大使である蕭美琴(しょう・びきん)代表は今週、軍事圧力を強める中国に対し台湾への侵略を阻止するため、世界から国会議員約60人をワシントンの外交官邸に迎え、それぞれの国が北京政府に厳しい制裁を発動するよう求める会合を開いた。ロイター通信が14日、独自入手した情報をもとに報じた。