ウクライナ軍
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2023-07-24 TNL JP 編集部
ウクライナ軍、クリミアの露軍弾薬庫など破壊 東部ドンバスでは両軍がクラスター弾の応酬
ウクライナ軍の東部や南部への反転攻勢が活発化している。ロシアが2014年に一方的に併合した南部のクリミア半島では22日、ドローン(無人機)を使った攻撃でロシア軍の弾薬庫や石油施設を破壊した。東部ドンバス地方では、両軍のクラスター弾による攻撃の応酬が続いている。一方、露軍による、ウクライナの穀物輸出拠点である南部オデーサへのミサイル攻撃が続いた。
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2023-06-21 TNL JP 編集部
ウクライナの大規模反攻で両軍に甚大被害 プリゴジン氏はロシア正規軍に絶縁宣言か
ウクライナ南・東部で、ロシア軍に対する大規模な反転攻勢を続ける同国の部隊について英国防省は今週、ウクライナ軍がわずかな前進を果たしたと分析した。だが、進軍速度は落ち、南部戦線で両軍に多くの戦死者が出ている。ロシア軍は総力で激しく抗戦し、東部ドネツク州バフムトでの3月の激戦以来、最悪の損失になったとみられる。
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2023-04-12 TNL JP 編集部
ウクライナ情勢など米の機密文書流出問題 元国防総省高官「米国人が関与の可能性」
ここ数週間でネット上に流出したとされる米国防総省(ペンタゴン)の機密文書は、米国が同盟・友好諸国や敵国など両側に対し、同様の諜報活動を仕掛けてきたことを露呈する結果となったと米CNNは指摘した。これにより機密情報源を危険にさらすことになり、「重要な対外関係を危うくするとして米国当局者を激しく動揺させている」と伝えた。一方、元ペンタゴン高官は米国人の関与を示唆した。
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2023-02-10 TNL JP 編集部
2014年のマレーシア航空機撃墜事件 「プーチン氏関与か」合同捜査班が発表
2014年にウクライナ上空で起きたマレーシア航空機撃墜事件の国際合同捜査チームは8日(日本時間9日)、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」にミサイル提供を決定した可能性が高いとの捜査結果を発表した。
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2023-01-05 TNL JP 編集部
ウクライナ東部への砲撃でロシアに犠牲者多数 ゼレンスキー氏「露軍のドローン攻撃は長期化」
昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、新年を迎えても双方の攻撃が続いている。ロシア国防省は2日、占領下にあるウクライナ東部ドネツク州の都市マケエフカが、ウクライナ軍のロケット砲による攻撃を受け、兵士ら63人が死亡したことを認めた。露軍が認めた一度の攻撃による死者数としては、これまでで最大規模だが、実際はそれを大きく上回るとみられ、軍指導部の責任を問う声が上がっている。
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2022-12-09 TNL JP 編集部
ロシア国内の空軍施設相次いで攻撃受ける プーチン氏「核戦争のリスクが高まっている」
ロシア国内の複数の空軍基地などが今週、ウクライナのドローンにより相次いで爆撃されたことで、プーチン大統領の焦りが一段と鮮明になった。同大統領は「核戦争のリスクが高まっている」とし、他国から攻撃を受ければ報復すると言明。ただし、核兵器は「抑止力のため」だと強調した。一方、厳しい冬を迎えるウクライナのエネルギー施設などを狙ったロシアによるインフラ攻撃が激化しそうだ。
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2022-11-17 TNL JP 編集部
ポーランドに着弾はウ軍の迎撃ミサイルか 前日には米露諜報トップが核兵器めぐり会談
ウクライナと国境を接するポーランド領内で15日、ミサイルが着弾し、ポーランド市民2人が死亡した。欧州では一気に緊張が高まったが、着弾したのはウクライナ軍の迎撃ミサイルだった可能性があり、現在調査中だ。一方、米中央情報局(CIA)とロシアの対外情報庁(SVR)のトップがミサイル着弾の前日、戦況のエスカレーションを回避するため、非公開で会談していたことが分かった。
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2022-11-09 TNL JP 編集部
兵力の消耗激しいロシアは元服役囚を招集 露民間軍事会社「ワグネル」は受刑者も募集
ロシアのショイグ国防相は10月末、部分動員令に基づく予備役30万人の招集が完了し、うち8万2000人がウクライナの前線に送られたとプーチン大統領に報告した。だが、ウクライナ軍の猛攻により、南部ヘルソン州ではわずか1日でロシア兵950人が死亡し、東部ルハンシク州でも1個大隊500人以上がほぼ全滅したと報じられた。兵力の消耗が確実に加速し、焦りを隠せなくなったプーチン氏は、元服役囚の招集も決めた。
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2022-10-05 TNL JP 編集部
ウクライナ4州のロシア編入は新たな段階 プーチン氏の核攻撃は「2~3歩近づいた」
ロシアのプーチン大統領による、ウクライナ東部と南部の4州の編入宣言は、7か月にわたる侵攻の新たな危険な段階の始まりを示していると米紙ワシントン・ポストが報じた。西側の当局者や専門家は、ロシアが1945年の広島・長崎以来となる核兵器の使用にエスカレートする可能性を懸念しているというのだ。そんな中、英紙ロンドン・タイムズは3日、ロシアが核実験の準備を始めたと伝えた。
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2022-10-03 TNL JP 編集部
プーチン大統領のウクライナ4州「編入宣言」 西側諸国は〝住民投票〟「無効、認めない」
ロシアのプーチン大統領は9月30日、ウクライナ東部と南部の4州をロシアに編入することの是非を問うため、同州占領地で行った〝住民投票〟の結果、大多数が賛成したと主張して一方的に編入を宣言した。その陰で4州の一つ、東部ドネツク州の要衝リマンを占領していたロシアの部隊5000人以上がウクライナ軍に包囲され、撤退したと露国防省は1日発表した。ウクライナ側の反攻が激化し、ロシア軍が追い詰められていると軍事専門家はみている。