ロシア動き
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2023-04-20 TNL JP 編集部
ウクライナ激戦化で露は中国、ブラジルに接近 G7外相声明「国際秩序の堅持・強化」で結束
ウクライナ東部の要所バフムトでの戦闘が激化する中、ウクライナ・ロシア双方の首脳は今週、それぞれ前線を訪問し、兵士らを激励したり指揮官からの報告を受けたりした。そんな中、ロシアは今週、中国やブラジルとの関係強化を図った。一方、長野県で開かれていた先進7か国(G7)外相会合は18日に閉幕し、共同声明で、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の覇権主義的行動で揺らぐ国際秩序を堅持するため結束を誓った。
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2022-11-09 TNL JP 編集部
兵力の消耗激しいロシアは元服役囚を招集 露民間軍事会社「ワグネル」は受刑者も募集
ロシアのショイグ国防相は10月末、部分動員令に基づく予備役30万人の招集が完了し、うち8万2000人がウクライナの前線に送られたとプーチン大統領に報告した。だが、ウクライナ軍の猛攻により、南部ヘルソン州ではわずか1日でロシア兵950人が死亡し、東部ルハンシク州でも1個大隊500人以上がほぼ全滅したと報じられた。兵力の消耗が確実に加速し、焦りを隠せなくなったプーチン氏は、元服役囚の招集も決めた。
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2022-10-05 TNL JP 編集部
ウクライナ4州のロシア編入は新たな段階 プーチン氏の核攻撃は「2~3歩近づいた」
ロシアのプーチン大統領による、ウクライナ東部と南部の4州の編入宣言は、7か月にわたる侵攻の新たな危険な段階の始まりを示していると米紙ワシントン・ポストが報じた。西側の当局者や専門家は、ロシアが1945年の広島・長崎以来となる核兵器の使用にエスカレートする可能性を懸念しているというのだ。そんな中、英紙ロンドン・タイムズは3日、ロシアが核実験の準備を始めたと伝えた。
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2022-09-07 TNL JP 編集部
欧米からの制裁で追い詰められたロシア 物資不足で砲弾、ミサイルを北朝鮮から調達
窮余の一策なのか―。米紙ニューヨーク・タイムズは今週、ウクライナ侵攻を続けるロシアが、数百万発の砲弾やロケットを北朝鮮から調達していると報じた。公開された米機密文書によるもので、ロシアへの西側による厳格な制裁が効果を発揮し、追い詰められたプーチン政権が〝のけ者国家〟に頼らざるを得なくなったことの証だとしている。