ウクライナ戦争
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2023-06-01 TNL JP 編集部
ウクライナがモスクワを無人機攻撃との報道 プーチン大統領「明らかなテロ行為」と非難
ロシアのプーチン大統領は、5月30日のモスクワへのドローン(無人機)攻撃について、「明らかなテロ行為だ」と述べ、ウクライナを非難した。数日前にウクライナ軍の情報機関本部を攻撃したことを明らかにし、今回のドローン攻撃はこれに対する報復だとの見方を示した。また、同国の有力議員は「第2次世界大戦以来、最も危険な首都攻撃」だと表現した。
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2023-05-26 TNL JP 編集部
プリゴジン氏、ウクライナ侵攻は露国に逆火 「ロシア革命のような混乱起きる」と警告
ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトの完全制圧を宣言したばかりのロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、今回の軍事作戦はバックファイアを起こしており、裕福なエリート層が軍事作戦にもっと積極的に関与しなければ、1917年のロシア革命と同様の混乱を招くことになると警告した。
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2023-05-25 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
「西側連合」VS「露中枢軸」新冷戦の構図示した広島サミット【樫山幸夫の一刀両断】
G7広島サミットは久々に大きな成果を残した。各国首脳そろっての原爆慰霊碑献花、ウクライナのゼレンスキー大統領電撃訪日などドラマも少なくなかった。首脳声明は、ロシアを強く非難しただけでなく、中国に対しても「東シナ海及び南シナ海における状況を懸念」とけん制。G7が対ロシア問題の延長線上に中国を見すえたかっこうで、「西側同盟対中露枢軸」という〝新冷戦〟の構図が鮮明になった。その最前線、極東で中国と対峙する日本はどうするのか。
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2023-05-22 SWI swissinfo.ch 日本語版
「気候保護はスイスのエネルギー安定供給を強化する」
急進民主党のジャクリーヌ・ド・クアトロ下院議員は、新しい気候保護法がスイスのエネルギー自立を促進し、国内経済にチャンスをもたらすと断言する。
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2023-05-16 SWI swissinfo.ch 日本語版
スイスに厳しい現状も、国連では「コップの中の嵐」
スイスへの風当たりが強い。ウクライナへの武器再輸出禁止や、ロシア資産の凍結に及び腰なのに加え、ここにきてクレディ・スイスの破滅が重なった。この状況下ではスイスの国連安全保障理事会における初仕事にも悪影響があると考えて当然だろう。しかし、ニューヨークの国連本部では、どこからもそうした話は聞かれない。
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2023-05-16 TNL JP 編集部
ゼレンスキー氏、ロシア領土攻撃も提案 訪独では欧州諸国に戦闘機供与訴え
ウクライナのゼレンスキー大統領が今年初め、ロシア領内の都市の占領や軍部隊への攻撃を側近に持ちかけていたと米紙ワシントン・ポストが報じた。一方で先週末、ロシアのウクライナ侵攻後に初めてドイツを訪れた同氏は、「今年こそロシアを敗北させ、戦争を終わらせたい」と強調し、欧州諸国へ戦闘機の供与を求めた。
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2023-05-08 SWI swissinfo.ch 日本語版
「ロシアではテレビが冷蔵庫に勝っている」 ベラルーシ人作家フィリペンコ氏
旧ソ連ベラルーシの作家サーシャ・フィリペンコ氏はロシア語で執筆活動を続けてきた。事実上の亡命先スイスで、ウクライナ戦争をめぐり欧州諸国の抱える矛盾を厳しく指摘した。
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2023-05-03 TNL JP 編集部
ロシアの民兵組織ワグネル創設者プリゴジン氏 正規軍と対立深まり、バフムトから撤退を示唆
ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、激戦が続くウクライナ東部の要衝バフムトから傭兵の全面撤退をちらつかせている。これまで「バフムトでの戦果はワグネルによるもの」と主張してきたプリゴジン氏への警戒感から、軍はワグネルへの砲弾支給を大幅に減らしたことで、同氏と軍指導部の対立が深まっている。
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2023-05-01 SWI swissinfo.ch 日本語版
「スイスの学校は、戦争で引き裂かれた私達をつなぎとめている」
スイスで小学校に通うウクライナの児童は約1万3千人。その大半がいつ故郷に帰れるか分からない状態だ。スイスの学校は今、そんな子供達と互いに歩み寄る方法を模索している。
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2023-04-22 TNL JP 編集部
「台湾有事は日本有事」激動の地域情勢を分析、討論 台湾日本研究院がシンポジウム開催
台湾の日本研究シンクタンク「台湾日本研究院」が、「インド太平洋と東アジア情勢の変化における日本研究-地域政治と地域経済の交差」と題するシンポジウムを開催。日本と台湾の研究者が東アジアと世界の現状を分析、討論した。