ウクライナ侵攻
-
2023-10-31 TNL JP 編集部
「中国は台湾への攻撃準備できていない」と米専門家 ロシアの失敗で習氏が躊躇か
米紙ニューヨーク・タイムズは今週、中国の習近平指導部が「台湾への攻撃準備はできていない」とするアジアや中国の外交・安全保障の専門家の寄稿を掲載した。その中で、ロシアのウクライナ侵攻の失敗が習氏の台湾への武力統一を躊躇(ちゅうちょ)させ、中国人民解放軍内で起きている腐敗が影を落としていると分析した。
-
2023-10-19 TNL JP 編集部
「中国が得るものはほぼ無い」との懸念も プーチン氏と連帯強化した習氏の大バクチ
中国の習近平国家主席は18日、北京で開催された「一帯一路」の国際会議に出席したプーチン露大統領と会談し、連携を強化する考えで一致。台湾についても、プーチン氏は「中国の不可分の領土」として習氏の主張を支持した。世界から孤立したプーチン氏と手を結んだ習氏の〝ギャンブル〟は果たして成功するのか。米ブルームバーグが検証した。
-
2023-10-16 村田晃嗣(MURATA Kouji)
イスラエルにも戦火で米中接近か?台湾・日本にも影響大 首脳会談の行方は?【村田晃嗣が斬る!】
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中で発生したイスラエルとハマスの大規模な軍事衝突で米国は国際的に厳しい立場に追い込まれている。来年11月に大統領選が迫るなか、内政も波乱含みでまさに内憂外患状態。この情勢下での米中関係の悪化を避けたいバイデン政権としては、11月にサンフランシスコで開催されるAPECに合わせて米中首脳会談を開催し、米中関係の相対的な安定を世界にアピールしたいところだ。一方、経済悪化が喧伝される中国も米中関係の当面の安定は必要である。習氏訪米が実現するか。実現すれば会談内容がどのようなものになるのかが、年内の国際政治の最大の山場となる。そしてその先には激動の2024年が待っている。
-
2023-09-14 TNL JP 編集部
金正恩、プーチン両氏会談で緊密関係誇示 CNN「北朝鮮はさらに脅威の存在となる」
約4年ぶりとなる北朝鮮の金正恩総書記とプーチン露大統領の首脳会議が13日行われた。ロシア側は北朝鮮との軍事技術協力に「展望がある」として、連携強化に意欲を表明し、北朝鮮へのミサイル技術提供も示唆。米CNNは「この〝のけ者〟国家はプーチン氏との交渉で、さらに脅威の存在となる可能性が高い」と警告した。
-
2023-09-06 TNL JP 編集部
急接近する金正恩とプーチン両氏の思惑 2国間軍事協力拡大で露は武器供与期待
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が来週、ロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領との会談を計画していると米メディアが報じた。北朝鮮とロシアはそれぞれの理由で軍事協力拡大を進めており、米欧や日本などの懸念が一層強まりそうだ。
-
2023-07-28 TNL JP 編集部
ウクライナ侵攻で国際社会から孤立したロシア 核で西側と対峙する北朝鮮に急接近するワケ
北朝鮮は首都平壌の金日成広場で27日、朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結70年を記念したパレードを実施し、李鴻忠・中国共産党政治局員と共に訪朝中のショイグ露国防相も出席したとみられる。コロナ禍以降、初めてロシアの要人が北朝鮮を訪問し、ここにきて両国は急接近している。その理由を米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が解説した。
-
2023-07-25 SWI swissinfo.ch 日本語版
欧州の中立国 ロシアのウクライナ侵攻でNATOに接近
スイスは北大西洋条約機構(NATO)とより緊密な協力関係を結ぼうとしている。他の中立国も同様だ。旧大陸が安全保障政策を強化しつつある。全容を探った。
-
2023-07-04 TNL JP 編集部
プリゴジン氏が1週間ぶりに音声メッセージ 「将来、前線での勝利」、今後も関与を示唆
ロシアの独立系メディアは3日、武装反乱を起こし、ベラルーシに〝亡命〟した露民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が約1週間ぶりに音声メッセージを公表したと伝えた。その中でプリゴジン氏は、今後もウクライナ侵攻に関わることを示唆する一方、サンクトペテルブルクのワグネル本部は2日、戦闘員の募集活動を1か月間停止すると発表。ウクライナでの軍事作戦への一時的不参加と、ベラルーシへの移動のためと説明した。
-
2023-06-26 TNL JP 編集部
プリゴジン氏、モスクワ進軍のワグネル撤退 ベラルーシ亡命でプーチン氏が〝手打ち〟
ロシアで武装反乱を起こした露民間軍事会社ワグネル・グループの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明したことで、懸念されたワグネル部隊とロシア軍がモスクワで衝突する事態が回避された。これによりプリゴジン氏について、武装反乱を呼びかけた容疑での捜査が取り下げられ、ベラルーシに出国することをロシア政府が明らかにした。
-
2023-06-20 TNL JP 編集部
ブリンケン米国務長官、習近平主席と会談 関係安定化で一致も台湾問題では応酬
中国の習近平国家主席は19日、ブリンケン米国務長官と北京で会談し、「世界は安定した中米関係を必要としている」と述べ、対立する米中の緊張緩和に意欲を示した。ブリンケン氏も米中関係を改善させる意向を表明し、中国高官と対話継続の方針で一致。両政府は年内開催も視野に習氏とバイデン大統領の首脳会談を調整する。