ウクライナ侵攻
-
2023-01-24 TNL JP 編集部
ドイツ、ウクライナ支援で戦車供与見送りの訳 同盟国保有のレオパルト提供は「阻止しない」
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナにとって〝ゲームチェンジャー〟に成り得る重戦車の支援をめぐり、英国が早々に主力戦車「チャレンジャー2」の供与を表明したのとは対照的に、ドイツは主力戦車「レオパルト2」の供与に慎重な姿勢を崩していない。ただし、ベアボック独外相は22日、同戦車を保有するポーランドなどがウクライナに提供することについては阻止しないと述べた。
-
2023-01-16 TNL JP 編集部
失態続くウクライナ侵攻、露軍で究極人事 ゲラシモフ参謀総長を最高指揮官に任命
プーチン大統領は先週、ウクライナ侵攻を指揮するスロヴィキン総司令官をわずか3か月で更迭し、ロシア軍制服組トップで最側近の1人、ゲラシモフ参謀総長(67)を後任に任命した。ロシアが2月に侵攻を開始して以来、一連の上級指揮官をめぐる交代劇で究極の人事となった。ソ連崩壊後、参謀総長のポストを最も長く務めるゲラシモフ氏の任命が何を意味するのか―。
-
2023-01-12 TNL JP 編集部
中国政府が報復、日韓にビザの発給を停止 コロナ激増の中国に両国が水際対策強化で
中国政府は、日本人と韓国人へのビザ(査証)の発給手続きを暫定停止したことへの追加措置として、11日には第三国へ向かう乗り継ぎ時に、中国に一時入国できるビザの発給も停止すると発表した。新型コロナウイルス感染が急拡大する中国からの入国者に対し、日韓が強化した水際対策への報復措置だ。
-
2023-01-05 TNL JP 編集部
ウクライナ東部への砲撃でロシアに犠牲者多数 ゼレンスキー氏「露軍のドローン攻撃は長期化」
昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、新年を迎えても双方の攻撃が続いている。ロシア国防省は2日、占領下にあるウクライナ東部ドネツク州の都市マケエフカが、ウクライナ軍のロケット砲による攻撃を受け、兵士ら63人が死亡したことを認めた。露軍が認めた一度の攻撃による死者数としては、これまでで最大規模だが、実際はそれを大きく上回るとみられ、軍指導部の責任を問う声が上がっている。
-
2022-12-05 TNL JP 編集部
ベラルーシがついにウクライナ侵攻に参戦か プーチン氏に追い詰められたルカシェンコ氏
ロシアのプーチン大統領の〝忠犬〟と揶揄(やゆ)されるベラルーシのルカシェンコ大統領。これまでウクライナへの派兵を避けてきたが、ここにきて露・ベ両国の兵力が「1つの軍」として機能するよう参戦準備を始めたことを明らかにした。側近だった外相が先日、突然死したことも重なり、ルカシェンコ氏はプーチン氏の派兵要請を拒否し続けると、暗殺されるのではないかと疑心暗鬼に陥っていると英米メディアが報じている。
-
2022-11-17 TNL JP 編集部
ポーランドに着弾はウ軍の迎撃ミサイルか 前日には米露諜報トップが核兵器めぐり会談
ウクライナと国境を接するポーランド領内で15日、ミサイルが着弾し、ポーランド市民2人が死亡した。欧州では一気に緊張が高まったが、着弾したのはウクライナ軍の迎撃ミサイルだった可能性があり、現在調査中だ。一方、米中央情報局(CIA)とロシアの対外情報庁(SVR)のトップがミサイル着弾の前日、戦況のエスカレーションを回避するため、非公開で会談していたことが分かった。
-
2022-11-14 TNL JP 編集部
COP27で資金支援など交渉本格化へ 先進国と途上国の対立の構図あらわに
2030年までに温室効果ガス削減を加速させる計画の策定を目指して、今月6日から2週間の日程で、エジプト・シャルムエルシェイクで開かれている国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)。気候変動の悪影響による被害への資金支援などをめぐり、先進国側と途上国側で激しい議論が続く中、14日から各国を代表する閣僚級の会合が始まり、交渉が本格化する。
-
2022-10-20 TNL JP 編集部
プーチン氏の30万人部分動員令から1か月 無差別徴兵を逃れ、海外脱出する若者急増
ウクライナに侵攻したロシアで「部分動員」という名の無差別徴兵が始まって21日で1か月。モスクワでは警察や軍関係者が手あたり次第、街で見かけた男たちを強制的に連行し、入隊を強要している。そんな状況から逃れるため、国外脱出する若者が後を絶たない。一方、ウクライナでは約70%の国民が「侵略者に勝つまで戦い続ける」と答え、士気の高さを示した。
-
2022-10-18 TNL JP 編集部
露同盟国ベラルーシがウクライナ戦争参戦か 〝援軍〟ならぬ〝お荷物〟になる可能性も
過去8か月間、ウクライナ侵攻に直接関与することを避けてきたロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシア軍の兵力不足を補うため、両国の合同部隊を編成することを表明。「ベラルーシ参戦の隠れみのではないか」という観測も浮上する中、米軍事専門家はベラルーシ軍が〝援軍〟というより〝お荷物〟になる可能性が高いと指摘している。
-
2022-10-11 TNL JP 編集部
「クリミア大橋爆破でわかっていること」 BBCが露・ウ双方で飛び交う諸説を検証
クリミア半島とロシア本土をつなぐ唯一の橋、「クリミア大橋」の爆破について、プーチン露大統領はウクライナによる「テロ行為」と非難。10日、ミサイルによる報復攻撃を行った。ウクライナの首都キーウなどでは複数のミサイルが着弾し、30人以上の死傷者が出た。そんな中、クリミア大橋の爆破工作をめぐり、さまざまな陰謀論が浮上している。