中台関係
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2023-03-23 TNL JP 編集部
2024総統選をにらみ「米国カード」と「中国カード」で応酬する台湾の与野党
2024年1月の総統選まで10カ月足らずとなり、台湾の与野党の駆け引きが活発化してきた。与党・民主進歩党が「米国カード」を切れば、最大野党・中国国民党が「中国カード」で応戦するなど、米中対立の激化に伴ってヒートアップしている。
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2022-11-28 TNL JP 編集部
台湾有事の際、米国と共に戦う盟友とは 米専門家「日・豪・インド・英国がカギに」
26日に行われた台湾の統一地方選挙で与党・民進党は惨敗。台湾統一を目指す中国の習近平国家主席は、2024年の台湾総統選に向けて政権奪還を目指す親中の最大野党の国民党を側面支援し、蔡英文政権に揺さぶりをかけてくることは確実だ。そんな中、米ブルームバーグは同日、「台湾有事の際、誰が米国と共に立ち上がるのか」と題する論説を掲載。カギとなるのは日本、オーストラリア、インド、英国だと分析した。
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2022-11-22 近藤伸二 (KONDO Shinji)
24年総統選にどう影響?与党苦戦の最終盤-台湾・統一地方選【近藤伸二の一筆入魂】
4年に1度の総統選の前哨戦に位置づけられる台湾の統一地方選。総統選と違って外交課題が争点になりにくい統一地方選では、蔡英文政権のコロナ対策への不満や、論文盗作問題による候補者差し替えのイメージダウンなどで与党・民進党が苦戦を強いられています。ジャーナリスト・近藤伸二さんからの寄稿です。
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2022-11-21 矢板明夫 (YAITA Akio)
台湾で注目度浮上する?どうなる「18歳公民権」を問う住民投票 統一地方選と同日実施
26日に迫った台湾の統一地方選挙に合わせて、選挙権の年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる憲法改正の是非を問う国民選挙が実施される。18歳公民権が認められれば台湾の選挙文化が大きく変わると見る向きもあるが、「台湾独立」や新型コロナウイルス感染者の隔離問題との関連などから、可決に必要な有権者の過半数の賛成を得られるかどうかは不透明だ。
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2022-08-15 TNL JP 編集部
中国の対台湾経済制裁の影響は極めて限定的 「極端な措置は自国にとって確実に逆効果」
ナンシー・ペロシ米下院議長の訪台に激高した中国は、すぐさま台湾に経済制裁を発動したものの、実質的には苦痛を与えるものではなかった。というのも、「圧力を高めることは、中国自身の経済に打撃を与えることになりかねない」からだ、と米紙ニューヨーク・タイムズが分析した。