金正恩
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2023-09-14 TNL JP 編集部
金正恩、プーチン両氏会談で緊密関係誇示 CNN「北朝鮮はさらに脅威の存在となる」
約4年ぶりとなる北朝鮮の金正恩総書記とプーチン露大統領の首脳会議が13日行われた。ロシア側は北朝鮮との軍事技術協力に「展望がある」として、連携強化に意欲を表明し、北朝鮮へのミサイル技術提供も示唆。米CNNは「この〝のけ者〟国家はプーチン氏との交渉で、さらに脅威の存在となる可能性が高い」と警告した。
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2023-09-13 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
世界注視の首脳会談 金正恩総書記とプーチン大統領の相互補完関係がもたらす悪夢【西岡省二の羅針儀】
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記のロシア訪問で焦点となる4年ぶりのプーチン大統領との首脳会談。ともに米主導の国際秩序に反対し、西側諸国を翻弄する。緊張する国際情勢において、両国の結束がもたらすものは、北朝鮮の最先端兵器保有か、北朝鮮がロシアの対日米韓の“防波堤”になることか、あるいはウクライナ侵攻に関する情報を北朝鮮が共有し、将来の南北武力統一の教訓とすることなのか。2019年4月にはセレモニーに過ぎなかった露朝首脳会談が4年の時を経て変貌し、今回、二つの強権体制の相互補完関係が強化される契機となるかもしれない。
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2023-09-06 TNL JP 編集部
急接近する金正恩とプーチン両氏の思惑 2国間軍事協力拡大で露は武器供与期待
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が来週、ロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領との会談を計画していると米メディアが報じた。北朝鮮とロシアはそれぞれの理由で軍事協力拡大を進めており、米欧や日本などの懸念が一層強まりそうだ。
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2023-08-22 TNL JP 編集部
北朝鮮軍、兵士の栄養失調対策でイヌ肉約束 食材調達命令も予算ゼロで軍幹部に自腹強要
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が、戦略巡航ミサイルの発射訓練を視察する姿を同国メディアは21日に報じた。核武装が着々と進む中、北朝鮮軍は栄養失調が蔓延する兵士たちの食事事情を改善し、暑い夏を乗り切るため、イヌ肉の調達を軍幹部たちに命じたと米国の国際放送局ラジオ・フリー・アジアが伝えた。ただし、予算はゼロで、全ては幹部の自腹だという。
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2023-08-04 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
中国・ロシア・北朝鮮“戦勝”軍事パレードで露呈した3カ国の微妙な距離感【西岡省二の羅針儀】
中国とロシアは、北朝鮮の「祖国解放戦争(朝鮮戦争)勝利70周年」(7月27日)を祝うイベントに代表団を送り込み、日米韓3カ国の結束に対抗するかのように中露朝の友好関係を誇示した。ただ、軍事パレードなどの一連の祝賀行事をつぶさに分析すると、中露朝は、米国を脅威とみなす点で共通するものの、対決姿勢を鮮明にする露朝に対し、関係改善を試みる中国が微妙に距離を置くという構図が浮き彫りになっている。
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2023-07-28 TNL JP 編集部
ウクライナ侵攻で国際社会から孤立したロシア 核で西側と対峙する北朝鮮に急接近するワケ
北朝鮮は首都平壌の金日成広場で27日、朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結70年を記念したパレードを実施し、李鴻忠・中国共産党政治局員と共に訪朝中のショイグ露国防相も出席したとみられる。コロナ禍以降、初めてロシアの要人が北朝鮮を訪問し、ここにきて両国は急接近している。その理由を米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が解説した。
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2023-07-18 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
日本と北朝鮮が「水面下接触」⁈ホントなのかホンキなのかエンギなのか【西岡省二の羅針儀】
日本と北朝鮮の間で最近、「水面下接触」の情報が浮いて、沈んだ。日朝間では敏感な課題が扱われるため、「接触」は秘密裏に進められ、外部にはわかりにくい。それがメディアに漏れるとすれば、「接触」を快く思わない国(機関)が情報をつかみ、リークする時だろう。韓国メディアが最近、報じたこの「日朝の水面下接触」情報から何が読み取れるのか。
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2023-06-22 TNL JP 編集部
先月の軍事偵察衛星打ち上げは「最大の失敗」 北朝鮮指導部が再挑戦誓い、「核兵器増産」へ
北朝鮮労働党の執行部は、先月行われた同国初の軍事偵察衛星打ち上げを「最も重大な失敗」と認識し、再挑戦することを宣言した。また、「強力な核兵器の増産実績」を継続して生み出す必要性を指摘し、核の増産方針を維持していることが鮮明になった。先週末に開催された朝鮮労働党の会議で発表されたもの。
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2023-06-02 TNL JP 編集部
北朝鮮・金正恩氏妹が衛星の再発射を強調 国連安保理決議に「宇宙利用権侵害」と反発
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は1日、同国が5月31日に行い失敗した軍事偵察衛星の打ち上げを米国が非難したことに反論し、「衛星は遠からず宇宙軌道に正確に入り、任務遂行に着手することになる」とし、近く再発射を行う考えを強調した。一方で、正恩氏の体重が140キロを超え、「重度の」睡眠障害に苦しんでいると韓国の情報機関・国家情報院が人工知能(AI)を使って分析した。
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2023-05-01 TNL JP 編集部
米韓首脳「米の〝核の傘〟で拡大抑止強化」 北朝鮮は強く反発、核戦力強化の継続を強調
訪米した韓国の尹錫悦大統領とバイデン大統領は先週、共同文書「ワシントン宣言」を発表。「北朝鮮が韓国を核攻撃すれば、米国は迅速かつ圧倒的で決定的な対応を取る」と警告したことに北朝鮮は4月30日、強く反発。バイデン氏を「老いぼれ」と呼び、核戦力の強化を続ける意志を明確にした。