目白駅
-
2023-11-04 杉本拓朗(SUGIMOTO.Takuro)
【老台北がいた頃】④老台北の突然の訃報とその後の「縁」 今も続く「遺徳しのぶひとびと」との集い
自らを「愛日家」という造語で定義し、多くの日本人に、日本語世代の台湾人男性の典型として記憶された蔡焜燦(さい・こんさん)氏(1927~2017)。今年7月17日には七回忌を迎えた。日台交流の担い手が世代交代し、交流現場から「老台北」の面影が薄れゆくなか、かつて日台交流ツアーの最前線などに身を置き、生前の蔡氏と深い親交があった筆者が「老台北」との別れなどを振り返る。