ラジャパクサ大統領
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2022-07-12 TNL JP 編集部
国家破産宣言でスリランカが建国以来の危機 群衆が大統領邸を占拠、首相邸は放火全焼
国家の破産を宣言したスリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領(73)は先週末、辞任の意向が発表されると、そのまま姿を消した。外貨不足で燃料や食料の輸入が困難になり、国民生活が破綻したことで怒りを爆発させた民衆は暴徒化。同国最大の都市コロンボにある大統領公邸に乱入して占拠し、首相邸には放火、全焼させるなど、1948年の建国以来の深刻な危機に直面している。