潜水艦
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2023-10-30 近藤伸二 (KONDO Shinji)
台湾・総統選で米中の駆け引きが活発化【近藤伸二の一筆入魂】
2024年1月に行われる台湾の総統選を巡り、米国や中国も交えた駆け引きが活発化している。野党陣営が割れて与党有利な状況が生まれる中、EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手・鴻海精密工業創業者の郭台銘氏が無所属での出馬に必要な署名の提出期限が迫り、米国が郭氏の立候補を側面支援するかのような対応を見せたのに対し、中国は参戦を断念させるためとみられる圧力をかけてきたのだ。11月24日の立候補届け出締め切りまで、ぎりぎりのせめぎ合いが続きそうだ。
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2023-10-17 TNL JP 編集部
韓国が中国の報復恐れた可能性浮上 台湾の潜水艦計画に参入の自国企業訴追で
韓国当局は昨年、台湾の潜水艦建造計画に参入した自国企業を通商法違反の疑いで訴追したが、その背景には韓国政府が中国による報復を恐れての措置だった可能性が浮上した。ロイター通信が16日伝えた。
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2023-10-14 小笠原 欣幸 (OGASAWARA Yoshiyuki)
対中刺激を避けつつ2期8年の成果表明 台湾の蔡英文総統「双十節」スピーチ 「退任後に評価たかまる総統」か【小笠原欣幸の視線】
台湾では10月10日、辛亥革命(1911年)に由来し、事実上の“建国記念日”と位置付けられている「双十節」祝賀行事が行われ、蔡英文総統は総統府前の式典会場で登壇。台湾への軍事的圧力を強める中国に関し、台湾が自主建造した潜水艦の進水を誇示しつつ、「(中台両岸の)どちらも一方的に現状を変えることはできない」と述べ、「平和共存の道を発展させたい」などと、「現状維持」が平和のカギであると強調。日米など民主主義国家との連携姿勢を打ち出した。しかし馬英九前総統ら最大野党・中国国民党幹部らは「中華民国」色が希薄であることに不満を示して欠席。来年1月に総統選をひかえ与野党対立も鮮明になった。台湾の総統は最大任期が2期8年であるため、今回は蔡氏にとって最後の双十節演説。そこからどんな思いが読み解けるのか。台湾の政治に詳しい小笠原欣幸・東京外大名誉教授が分析した。
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2023-10-06 TNL JP 編集部
英紙「中国の原潜が沈没、乗員55人犠牲か」中国政府が報道を真っ向から否定するワケ
英紙デイリー・メールは今週、中国の原子力潜水艦が8月、中国と台湾を隔てる黄海を潜航中に接触事故を起こし、酸素を供給するシステムが故障して沈没、中国人乗員55人全員が死亡したとみられると伝えた。中国政府は報道を否定しているが、もし事実なら、そこには中国当局が原因を公表できない理由があった。
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2023-09-28 中央社フォーカス台湾
台湾初の国産潜水艦「海鯤」、高雄で命名・進水式 蔡総統「歴史はこの日を忘れない」
台湾初の国産潜水艦「海鯤」の命名・進水式が28日、南部・高雄市の台湾国際造船(台船)で開かれた。