映画
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2023-08-23 橋本行平 (HASHIMOTO Kouhei)
日本とも台湾とも深い縁がある「バービー」―バービーランドはリアル社会の裏返し―
バービー人形は実は、日本とも台湾とも深い縁があります。台湾でも3~40年くらい前から裕福な家庭を中心に、バービー人形で遊ぶ子供が現れました。女性の社会進出が進んでいる台湾でこの映画は多くの支持を集め、観客動員数は順調に伸びています。完璧だったバービーが自分の異変に気付き、人間社会に飛び込んで完璧な自分を取り戻そうとするストーリーは現代の世相を反映し、見る人に一種の感動さえ与えます。映画の中に散りばめられた色々なパロディーを見つけることも楽しみのひとつです。筆者は昭和のおじさんですが、エンディングの場面でほんの少し泣きそうになりました。
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2023-08-07 TNL JP 編集部
米映画「バービー」が中国で予想外の大ヒット フェミニスト観客による家父長型社会への反発が要因か?
バービー人形を初めて実写版化した米ワーナー・ブラザースの映画「バービー」が、中国で予想外の大ヒットとなっている。その理由は、この作品がフェミニズムや家父長制度、〝男らしさ〟という概念のもろさにスポットライトを当てていることに注目したフェミニストたちが、劇場に足を運んでいるからだという。
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2023-05-18 TNL JP 編集部
東大駒場で「Hong Kong Week 2023」始まる、20日まで 展示会や映画上映
東京大学は「香港の事情を、知る」をテーマに目黒区の駒場キャンパス内で「Hong Kong Week 2023」のアート作品展示会をはじめ、招待講演会、パネルディスカッション、映画上映会を開催している。20日まで。
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2023-04-25 (OvO) オーヴォ
人類史上最大規模の植林プロジェクト 映画『グレート・グリーン・ウォール』公開
対策が急がれる気候変動の影響は世界中で表れていて、砂漠化が急速に進むアフリカもその一つだ。4月22日に公開された映画『グレート・グリーン・ウォール』は、そのアフリカに緑と夢“アフリカン・ドリーム”を再生させるために旅に出た、ミュージシャンで環境活動家のインナ・モジャさんを追った音楽ドキュメンタリーになっている。
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2023-04-12 (OvO) オーヴォ
【コラム】消防の活躍と文化財の危機管理 映画『ノートルダム 炎の大聖堂』
世界遺産でありゴシック建築の代表作でもあるパリのノートルダム大聖堂の火事は、多くの人に衝撃を与えた。それを再構成した映画『ノートルダム 炎の大聖堂』が公開された。
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2023-03-15 中央社フォーカス台湾
「悲情城市」再映、興収6000万円突破 トニー・レオン「若者に見てほしい」/台湾
先月24日に公開された台湾映画「悲情城市」4Kデジタル版の興行収入が14日までに1400万台湾元(約6160万円)を超えた。
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2023-03-14 TNL JP 編集部
アカデミー賞で「エブエブ」が主要賞総なめ ハリウッドは〝アジアの時代〟に追いつくか
米国の「第95回アカデミー賞」授賞式が12日(日本時間13日)、ロサンゼルスで行われ、主要キャストのほぼ全員がアジア系の作品「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(略称エブエブ)が、最多7部門でオスカーを受賞する快挙を達成した。前哨戦の賞レースでも同映画が各賞を総なめし、英BBCは「ハリウッドがようやく〝アジアの時代〟に追いつこうとしている」と報じた。
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2023-02-22 中央社フォーカス台湾
映画「スラムダンク」、台湾で興収18億円突破 中国語吹き替え版も好調
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の台湾での興行収入が19日までに4億1700万台湾元(約18億4000万円)に達した。
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2023-01-31 (OvO) オーヴォ
サステナブルな未来都市のあり方 映画『コペンハーゲンに山を』
ごみ焼却施設とスキー場。その共通項は? と聞かれたら何と答える? なかなか思い付かない人がほとんどかもしれないが、その答えが分かる映画が上映されている。北欧デンマークを舞台にした『コペンハーゲンに山を』(ユナイテッドピープル・51分)だ。
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2023-01-19 中央社フォーカス台湾
映画「スラムダンク」、台湾で好調 公開6日で興行収入4億円超
映画「THE FIRST SLAM DUNK」が台湾でヒットを記録している。13日の公開から6日間で、興行収入は大台の1億台湾元(約4億2600万円)を突破した。