尖閣諸島
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2023-09-07 TNL JP 編集部
インドネシアで開幕ASEAN関連首脳会議南シナ海の権益巡り中国にアジア各国が反発
5日にインドネシア・ジャカルタで開幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議では、南シナ海のほぼ全域に権益が及ぶと主張する新たな地図を8月に公表した中国に対し、ASEAN加盟国を含むアジア各国が反発しており、海洋権益をめぐる議論が行われた。
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2023-07-11 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
「広島、長崎と同じことすれば…」 ロシア前大統領の暴言に抗議せぬ岸田政権【樫山幸夫の一刀両断】
ロシアのメドベージェフ前大統領が、ウクライナでの核兵器使用を示唆し、あまつさえ広島、長崎への原爆投下にも言及した。被爆者を冒とくするかのような暴言に対し、広島選出の岸田首相をいただく日本政府をはじめ、広島、長崎両市は非難しながらも、抗議を見送っている。不当な発言を唯一の戦争被爆国である日本が黙認すれば、誤ったメッセージとなりかねないという危惧も生じている。
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2023-06-21 川島真(KAWASHIMA.Shin)
緊張から“対話”重視へ⁈日米中関係と台湾−2010年代からの変容と現在
台湾問題や先端半導体技術の規制を巡って米中関係が緊張の度合いをたかめるなか、ブリンケン米国務長官が6月18日から2日間の日程で訪中。秦剛国務委員兼外相をはじめ中国共産党外交部門トップの王毅政治局員、さらに習近平国家主席と会談した。約5年ぶり米国務長官の訪中で、ブリンケン氏は両国の意思疎通の維持の重要性を強調し、秦氏をワシントンに招待。秦氏も「適切な時期に」と応じたが、中国側が「核心的利益中の核心」とする台湾問題では平行線をたどったとみられる。アジア政治外交史が専門の川島真・東大大学院教授が日米中関係と台湾について、近年の変容ぶりをまとめた。
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2023-03-15 TNL JP 編集部
米英豪「オーカス」が対中国で抑止力強化策 オーストラリアに30年代原潜最大5隻配備へ
米国、英国、オーストラリア3か国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」は13日(日本時間14日)、米西部サンディエゴで首脳会談を開き、オーストラリアへの原子力潜水艦導入計画を発表した。同国が2030年代に米国の原潜を最大5隻調達し配備し、台湾周辺や南シナ海で海洋進出を続ける中国への抑止力強化を図る。
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2022-07-05 TNL JP 編集部
中露軍艦2隻が日本の接続水域に相次ぎ侵入 北朝鮮は日米韓に猛反発、核開発継続で威嚇
日本海周辺で緊張が高まっている。中国海軍とロシア海軍のフリゲート艦各1隻が4日、相次いで沖縄県・尖閣諸島沖の日本の領海の外側にある接続水域に入るなど、中露の挑発行動がエスカレート。そんな中、北朝鮮は「日米韓の協力が強化されれば、わが国の軍備を増強して対抗する」と警告し、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を継続すると明言した。