処理水
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2023-09-07 山本一郎
月イチ連載「山本一郎の#台湾の件」第17回:ALPS処理水放出で台湾とご一緒するべきこと
8月24日に始まった福島第一原発の処理水海洋放出をめぐっては、事前の外交準備を綿密に繰り広げていたにもかかわらず特に中国からの抗議が激しく、日本の水産物全面禁輸措置が発動され、日本の企業や団体には“嫌がらせ電話”が殺到するなど社会に波紋を広げています。他方で、中国は対台湾貿易政策において台湾産マンゴーやパイナップルの輸入停止を突如発表。厳しい状況にある中国経済に対する中国国民の不満のはけ口を、海外に向けるという思惑も見え隠れする一連の問題に、私たち日本と台湾はどう向き合うべきか。山本一郎さんの月イチ連載、最終回です。
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2023-09-05 中央社フォーカス台湾
在日台湾人が日本の水産物を応援 謝駐日代表「善の循環」
日本に拠点を構える台湾系事業家でつくる「日本台湾商工会議所」(日本台湾商会聯合総会)は29日、日本の水産物への支持を表明する声明を出した。
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2023-09-04 TNL JP 編集部
中国政府・国営メディア1月から偽情報拡散か 抗日戦勝記念日には処理水絡めた投稿相次ぐ
中国が「抗日戦争勝利記念日」と定める3日、SNSでは日中戦争と福島原発処理水の海洋放出を絡めて日本に攻撃的な投稿が相次いだ。満州事変の発端となった柳条湖事件の発生日を18日に控え、反日感情のエスカレートが懸念される。一方、英データ分析会社は、中国政府と同国メディアが今年1月から共同で、処理水をめぐる偽情報を拡散していたと報告した。
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2023-08-30 中央社フォーカス台湾
在日台湾人団体、日本の漁業者や水産物への応援を呼びかけ 「中国の暴挙に反対」
在日台湾人団体の連合組織「全日本台湾連合会」は27日、日本の漁業者や水産物への応援を在日台湾人に呼びかける声明を発表した。
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2023-08-30 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
福島より気になる北朝鮮の水と土壌 核施設・核実験場の管理は大丈夫か【西岡省二の羅針儀】
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に対し、中国、韓国などから懸念の声が上がるかたわらで、ある場所での「汚染水」がどうなっているのかも気がかりだ。それは北朝鮮の核関連施設での水や土壌の管理。日本海や黄海に影響はないのだろうか。そして、放射性廃棄物による汚染の度合いを評価する手段は、果たしてあるのだろうか。
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2023-08-29 TNL JP 編集部
処理水放出で日本の水産物を禁輸の中国 「裏目に出るかも」と香港紙報道
日本政府が東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を始めたことを受け、中国は日本の水産物輸入を24日から全面的に停止した。だが、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、この措置が「裏目に出る可能性がある」とする専門家らの見方を伝えた。
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2023-08-28 TNL JP 編集部
米メディア「中国の言い分は偽善の極み」 処理水放出に中国が猛批判
国際原子力機関(IAEA)の安全基準に合致しているとの結論を受け、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出が先週始まった。これに中国政府は「核汚染水の海洋放出」とレッテルを貼り、日本の水産物輸入を全面的に停止した。そんな中国に対し、米ニュースメディアは「民主的な法治国家の環境基準より中国共産党を信用するのは愚か者だけ」と一刀両断にした。
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2023-08-24 中央社フォーカス台湾
福島第1原発の処理水、24日に放出開始 台湾原子力委「拡散状況を監視」
台湾は処理水の放出計画について状況を確認するため、3度にわたって専門家チームを日本に派遣。放出作業は国際安全基準に合致しているとの認識を示している。
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2023-08-18 近藤伸二 (KONDO Shinji)
処理水放出への対応で東アジアが二分、台湾と韓国では与野党対立激化も【近藤伸二の一筆入魂】
東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出をめぐり、中国と香港が強く反発して対抗措置に乗り出したのに対し、台湾と韓国は一定の理解を示し、東アジア各国・地域の対応が二分している。現在の対日関係が反映された形になっているが、台湾と韓国でも野党は反対しており、与野党対立が激化している。日本政府は8月末にも海洋放出を始める予定とされるが、実施されれば、域内の混乱は避けられない見通しだ。