NATO
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2023-08-21 TNL JP 編集部
日米韓首脳、「キャンプデービッド原則」合意 米紙「新たな3か国同盟樹立への大きな一歩」
日米韓3か国の首脳は18日(日本時間19日)、米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで会談。「日米韓パートナーシップの新時代」を宣言した。今回の成果について米紙ワシントン・ポストは、「北朝鮮と中国により増大する脅威に3か国が対応を可能にする新たな3か国同盟の樹立に向けた新たな大きな一歩となる」と報じた。一方、中国国営新華社は「中国脅威論というデマを拡散させた」と反発した。
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2023-07-27 TNL Taiwan編集部
NATO共同声明が中国の脅威について15回言及 しかし、アジア太平洋地域への勢力拡大は進まず
リトアニア共和国で7月11日から12日まで、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議が開催された。議題の中心はウクライナ問題とスウェーデンの加盟問題だったが「中国の脅威」についても、無視出来ない重要な問題として焦点が当てられた。NATO は中国の脅威を牽制するために、アジア太平洋地域へ徐々に勢力を拡大している。
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2023-07-25 SWI swissinfo.ch 日本語版
欧州の中立国 ロシアのウクライナ侵攻でNATOに接近
スイスは北大西洋条約機構(NATO)とより緊密な協力関係を結ぼうとしている。他の中立国も同様だ。旧大陸が安全保障政策を強化しつつある。全容を探った。
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2023-07-13 TNL JP 編集部
NATO首脳会議、中国の覇権主義に強い懸念 事務総長「今日のウクライナは明日のアジア」
11日から2日間の日程でリトアニアの首都ビリニュスで行われた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に、日本の岸田首相らアジア太平洋4か国の首脳も出席した。同会議は共同声明を発表し、「中国の野心と威圧的政策は、NATOの利益や安全、価値観への挑戦」と明記。今回の同首脳会議は、主要な安全保障問題がウクライナだけではないことを示した。
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2023-07-11 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
「広島、長崎と同じことすれば…」 ロシア前大統領の暴言に抗議せぬ岸田政権
ロシアのメドベージェフ前大統領が、ウクライナでの核兵器使用を示唆し、あまつさえ広島、長崎への原爆投下にも言及した。被爆者を冒とくするかのような暴言に対し、広島選出の岸田首相をいただく日本政府をはじめ、広島、長崎両市は非難しながらも、抗議を見送っている。不当な発言を唯一の戦争被爆国である日本が黙認すれば、誤ったメッセージとなりかねないという危惧も生じている。
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2023-06-26 TNL JP 編集部
プリゴジン氏、モスクワ進軍のワグネル撤退 ベラルーシ亡命でプーチン氏が〝手打ち〟
ロシアで武装反乱を起こした露民間軍事会社ワグネル・グループの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明したことで、懸念されたワグネル部隊とロシア軍がモスクワで衝突する事態が回避された。これによりプリゴジン氏について、武装反乱を呼びかけた容疑での捜査が取り下げられ、ベラルーシに出国することをロシア政府が明らかにした。
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2023-06-21 TNL JP 編集部
ウクライナの大規模反攻で両軍に甚大被害 プリゴジン氏はロシア正規軍に絶縁宣言か
ウクライナ南・東部で、ロシア軍に対する大規模な反転攻勢を続ける同国の部隊について英国防省は今週、ウクライナ軍がわずかな前進を果たしたと分析した。だが、進軍速度は落ち、南部戦線で両軍に多くの戦死者が出ている。ロシア軍は総力で激しく抗戦し、東部ドネツク州バフムトでの3月の激戦以来、最悪の損失になったとみられる。
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2023-06-07 TNL JP 編集部
ザポリージャ原発、ダム決壊で死者多数か IAEA「数か月は冷却用の取水が可能」
ウクライナ軍の南部作戦司令部は6日、ロシア軍がドニエプル川のカホフカ水力発電所のダムを爆破し、決壊したと発表。欧州最大のザポリージャ原発はこのダムの貯水池から冷却水を取り込んでいる。南部ヘルソン州のプロクジン知事は、ダム決壊による下流域の洪水で、ウクライナ側が支配するドニエプル川西岸だけで住民約1万7000人が危険にさらされるとし、米当局者は「多数の死者が出た恐れがある」と述べた。
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2023-05-30 TNL JP 編集部
トルコ=決選投票でエルドアン大統領が再選 プーチン氏は「親愛なる友」と呼び、祝意送る
トルコ大統領選の決選投票で、現職エルドアン大統領が再選を果たした。英BBCはエルドアン氏の勝利をいち早く祝福した世界の指導者の顔ぶれを見ると、ウクライナ戦争を背景にトルコの戦略的重要性が著しく高まっていることを示していると伝えた。
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2023-05-03 TNL JP 編集部
ロシアの民兵組織ワグネル創設者プリゴジン氏 正規軍と対立深まり、バフムトから撤退を示唆
ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、激戦が続くウクライナ東部の要衝バフムトから傭兵の全面撤退をちらつかせている。これまで「バフムトでの戦果はワグネルによるもの」と主張してきたプリゴジン氏への警戒感から、軍はワグネルへの砲弾支給を大幅に減らしたことで、同氏と軍指導部の対立が深まっている。