北朝鮮
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2023-11-24 TNL JP 編集部
「正恩氏が入手したい兵器」と米紙 北朝鮮の偵察衛星、周回軌道に進入
韓国の情報機関・国家情報院(NIS)は23日、北朝鮮が21日夜に打ち上げた軍事偵察衛星について、「発射は成功し、衛星が周回軌道に進入した」との分析を明らかにした。米紙ワシントン・ポストは、衛星は金正恩総書記が手に入れたい膨大な兵器リストの一つに過ぎないと報じた。
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2023-11-22 TNL JP 編集部 (情報提供: ロイター)
韓国、南北軍事境界線DMZツアーを限定再開 米兵の越境後初
2023年7月、アメリカ兵のトラビス・キングが非武装地帯の観光ツアー中に無許可で韓国から北朝鮮に侵入した。これを受けてツアーは中止されていたが、韓国統一省は11月22日から参加者を限定して再開すると発表した。
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2023-11-14 TNL Taiwan編集部
北朝鮮、ウガンダや香港など在外公館4カ所を閉鎖、専門家「経済低迷で外交関係を維持するのは難しい」
北朝鮮当局は在外公館に運営資金を提供しておらず、外交官は自ら資金を調達し、場合によっては余剰金を本国に送金しなければならない。アフリカの北朝鮮大使館は近年、銅像建設や武器輸出、医療従事者の派遣などを請け負うなどして資金を調達してきたが、国際社会の対北朝鮮制裁が強化されたことで北朝鮮が海外との貿易などで外貨を獲得するのはますます困難になっている。
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2023-10-13 TNL JP 編集部
紛争急拡大で米国の対北朝鮮抑止力低下を韓国が警戒 ハマスのイスラエル攻撃
パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム過激派組織ハマスが突如、イスラエルに対して開始した前例のない攻撃を受け、韓国政府は中東で拡大する危機が及ぼす自国への影響に警戒を強めている。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。
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2023-10-03 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
中国へそんたく?対米交渉見限り?…「お騒がせ」米兵を追放した北朝鮮の思惑【西岡省二の羅針儀】
韓国と北朝鮮を隔てる南北軍事境界線の板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)で今年7月、北朝鮮に無断で越境した米国陸軍2等兵が米側に引き渡された。仲介に入った中国にそんたくしたからなのか、米朝間の駆け引きの結果、「米国は譲歩しない」と見限ったからなのか――北朝鮮が一方的に米兵を追放した真意は定かではない。ひとまず、北朝鮮が「敵国の国民」を追い出したことで事件は区切りを迎え、「お騒がせ」2等兵は米軍内で処分を受けることになる。
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2023-09-19 TNL JP 編集部
中国が「心中穏やかでない」理由とは ロシア・北朝鮮が蜜月関係アピール
先週ロシアを訪問した金正恩朝鮮労働党総書記は、プーチン露大統領との首脳会談のほか、ショイグ国防相とも「実務的な問題で建設的な意見」を交わし、ロシア艦隊を視察した。ロシアは正恩氏を国賓待遇で歓迎し、両国は互いに蜜月関係をアピール。ところが、これに心中穏やかではないのが中国だ。その理由とは―。
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2023-09-14 TNL JP 編集部
金正恩、プーチン両氏会談で緊密関係誇示 CNN「北朝鮮はさらに脅威の存在となる」
約4年ぶりとなる北朝鮮の金正恩総書記とプーチン露大統領の首脳会議が13日行われた。ロシア側は北朝鮮との軍事技術協力に「展望がある」として、連携強化に意欲を表明し、北朝鮮へのミサイル技術提供も示唆。米CNNは「この〝のけ者〟国家はプーチン氏との交渉で、さらに脅威の存在となる可能性が高い」と警告した。
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2023-09-13 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
世界注視の首脳会談 金正恩総書記とプーチン大統領の相互補完関係がもたらす悪夢【西岡省二の羅針儀】
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記のロシア訪問で焦点となる4年ぶりのプーチン大統領との首脳会談。ともに米主導の国際秩序に反対し、西側諸国を翻弄する。緊張する国際情勢において、両国の結束がもたらすものは、北朝鮮の最先端兵器保有か、北朝鮮がロシアの対日米韓の“防波堤”になることか、あるいはウクライナ侵攻に関する情報を北朝鮮が共有し、将来の南北武力統一の教訓とすることなのか。2019年4月にはセレモニーに過ぎなかった露朝首脳会談が4年の時を経て変貌し、今回、二つの強権体制の相互補完関係が強化される契機となるかもしれない。
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2023-08-30 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
福島より気になる北朝鮮の水と土壌 核施設・核実験場の管理は大丈夫か【西岡省二の羅針儀】
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に対し、中国、韓国などから懸念の声が上がるかたわらで、ある場所での「汚染水」がどうなっているのかも気がかりだ。それは北朝鮮の核関連施設での水や土壌の管理。日本海や黄海に影響はないのだろうか。そして、放射性廃棄物による汚染の度合いを評価する手段は、果たしてあるのだろうか。
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2023-08-21 TNL JP 編集部
日米韓首脳、「キャンプデービッド原則」合意 米紙「新たな3か国同盟樹立への大きな一歩」
日米韓3か国の首脳は18日(日本時間19日)、米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで会談。「日米韓パートナーシップの新時代」を宣言した。今回の成果について米紙ワシントン・ポストは、「北朝鮮と中国により増大する脅威に3か国が対応を可能にする新たな3か国同盟の樹立に向けた新たな大きな一歩となる」と報じた。一方、中国国営新華社は「中国脅威論というデマを拡散させた」と反発した。