日本統治時代
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2023-09-16 TNL JP 編集部
欲望の女王シエナが継承したい台北・林森北路の日本式接客文化「磨かれた内面は若さや色香に優る」
台湾で今年5月にネット公開された短編ドキュメンタリー映画「擒慾女王」(英題「Queenie Classy Lusty Baby」、監督・朱詩倩、20分)は、夜の世界の女性の生きざまや自己愛などがテーマだ。同作の主人公といえる女性、シエナ(Siena)さんは、台湾のネット配信ドラマ「華燈初上 -夜を生きる女たち-」の演技指導者としても注目されており、実際に台北市の歓楽街・林森北路で日本式スナック「Bar Nine」を経営するオーナーママでもある。公開直前に台北市内で行われた試写会であいさつしたシエナさんに、彼女の人生や、台湾における日本式スナック文化についてインタビューした。
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2023-09-10 台湾光華雑誌
歴史の道を歩く― 台湾の古道を極めた 楊南郡と徐如林
大航海時代から世界に知られてきた島--台湾は多様なエスニックを背景とし、豊かな物語に満ちている。前世紀の末から「台湾学」が盛んになり、多くの台湾人が研究を進めている。
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2023-09-02 栖来ひかり(SUMIKI hikari)
地域の彩りと美しさ、そして共生をめざす「ファラビボ・スタディーズ」の誕生――2023ロマンチック台三線芸術祭
「ロマンチック台三線芸術祭」は、蔡英文政権が2017年より取り組む「客家文化復興」の一環で2019年に初開催され、今年で2回目を迎える。多民族が暮らす台湾で主要なエスニックグループのひとつである客家(ハッカ)、その人々が特に多く暮らす地域をカバーする道路「台三線」を舞台に、ステレオタイプに語られがちな客家文化、そして台湾社会の「当たり前」「普通」に、現代アートやデザインが対峙する試みがめざすものとは――台北在住の文筆家・栖来ひかりが報告する。
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2023-08-24 横山由希路 (YOKOYAMA Yukiji)
台湾を暮らすように旅する 滞在するだけで癒やされる台南の古民家
日本の小京都にも似た佇まいの台湾の古都・台南。古い建物をリノベーションして使い続けるお店や民宿が多い中で、日本統治時代に建てられた古民家ゲストハウス・謝宅を紹介します。10年通っても飽きない、まるで暮らすように旅ができる謝宅の魅力とは。
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2023-08-20 台湾光華雑誌
樹木はこの島の語り部 人と木々との関係
「ご搭乗の皆様、この便は間もなく桃園国際空港に到着いたします。現在の気温はさわやかな24℃、ちょうど春の花が咲き始める季節です。台湾各都市の街路樹も現在模様替え中で、さまざまな色合いで都市の通りを彩っています。観光の合間に、春と夏の新たな装いをご覧ください。また、台湾の樹木の物語をご用意していますので、この旅で台湾の樹木に関する視野を広げていただき、台湾のより豊富な姿に触れていただければ幸いです」
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2023-08-08 中央社フォーカス台湾
日本でミュージカル「KANO」、台湾俳優が期間限定で出演 観客の熱気に感動
日本統治下にあった台湾から夏の甲子園大会に出場し準優勝した嘉義農林学校野球部の実話を基にした日本のミュージカル「KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~」に期間限定で台湾人キャストが出演している。
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2023-07-23 中央社フォーカス台湾
日本時代建設の建物修復などに尽力 人間国宝、蘇清良さん死去 87歳
文化財の保存に重要な技術を持つ「人間国宝」の1人として認定されていた大工で左官職人の蘇清良さんが20日、死去したことが文化部(文化省)の発表で分かった。
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2023-07-15 杉本拓朗(SUGIMOTO.Takuro)
【老台北がいた頃】③ 日本人より日本文化に精通⁈博覧強記と「日本を愛せ!」にあまたの日本青年が降参
自らを「愛日家」という造語で定義し、多くの日本人に、台湾の日本語世代の男性の典型として記憶された蔡焜燦氏(1927~2017)。今年7月17日は、早くもその七回忌だ。日台交流の担い手が世代交代し、「老台北」の面影が薄れゆくなか、かつて日台交流ツアーの最前線などに身を置き、生前深い親交があった筆者が、「老台北」の横顔を振り返る。
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2023-07-09 中央社フォーカス台湾
台湾は与那国島との助け合いの決意示すべき=専門家 立法院長がフェリーで訪問
台湾の游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)が4日、台湾からフェリーで沖縄県与那国島を訪問した。専門家は現代の東アジアの安全保障に対応するため、双方は観光産業を相互に発展させる他、台湾は助け合いの決意を表明すべきだとの考えを示している。