プーチン大統領
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2022-10-20 TNL JP 編集部
プーチン氏の30万人部分動員令から1か月 無差別徴兵を逃れ、海外脱出する若者急増
ウクライナに侵攻したロシアで「部分動員」という名の無差別徴兵が始まって21日で1か月。モスクワでは警察や軍関係者が手あたり次第、街で見かけた男たちを強制的に連行し、入隊を強要している。そんな状況から逃れるため、国外脱出する若者が後を絶たない。一方、ウクライナでは約70%の国民が「侵略者に勝つまで戦い続ける」と答え、士気の高さを示した。
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2022-10-11 TNL JP 編集部
「クリミア大橋爆破でわかっていること」 BBCが露・ウ双方で飛び交う諸説を検証
クリミア半島とロシア本土をつなぐ唯一の橋、「クリミア大橋」の爆破について、プーチン露大統領はウクライナによる「テロ行為」と非難。10日、ミサイルによる報復攻撃を行った。ウクライナの首都キーウなどでは複数のミサイルが着弾し、30人以上の死傷者が出た。そんな中、クリミア大橋の爆破工作をめぐり、さまざまな陰謀論が浮上している。
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2022-10-05 TNL JP 編集部
ウクライナ4州のロシア編入は新たな段階 プーチン氏の核攻撃は「2~3歩近づいた」
ロシアのプーチン大統領による、ウクライナ東部と南部の4州の編入宣言は、7か月にわたる侵攻の新たな危険な段階の始まりを示していると米紙ワシントン・ポストが報じた。西側の当局者や専門家は、ロシアが1945年の広島・長崎以来となる核兵器の使用にエスカレートする可能性を懸念しているというのだ。そんな中、英紙ロンドン・タイムズは3日、ロシアが核実験の準備を始めたと伝えた。
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2022-09-26 TNL JP 編集部
予備役の部分動員令にロシアで抗議デモ拡大 追い込まれたプーチン大統領は再び核の脅し
ロシア国内で反プーチンの動きが活発化している。プーチン大統領がウクライナ侵攻をめぐり、予備役の「部分的な動員令」を発動したことに対する抗議行動がロシア各地で続き、21日には全国で1300人以上が逮捕されるという事態になっている。一方、同大統領の元側近が英国への「核攻撃ありえる」と発言したことで、深刻な懸念と同時にプーチン氏が「相当追い込まれている」との受け止め方が広がっている。
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2022-09-07 TNL JP 編集部
欧米からの制裁で追い詰められたロシア 物資不足で砲弾、ミサイルを北朝鮮から調達
窮余の一策なのか―。米紙ニューヨーク・タイムズは今週、ウクライナ侵攻を続けるロシアが、数百万発の砲弾やロケットを北朝鮮から調達していると報じた。公開された米機密文書によるもので、ロシアへの西側による厳格な制裁が効果を発揮し、追い詰められたプーチン政権が〝のけ者国家〟に頼らざるを得なくなったことの証だとしている。
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2022-08-03 TNL JP 編集部
プーチン氏が「海軍の日」に新海洋ドクトリン ロシア海軍増強し、北極圏への進出も視野
ロシアの「海軍の日」の7月31日、プーチン大統領は米国が世界の海を支配しようとしていると非難した上で、露海軍の影響力を北極海にまで拡大することを目指す新たな軍事ドクトリンに署名した。米政治専門ニュースサイト「ザ・ヒル」は、新ドクトリンが欧米に対抗するため海軍力を増強し、海洋大国化を目指すものだと解説した。
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2022-06-16 TNL JP 編集部
ロシアの燃料輸出額が戦費を大幅に上回る ウクライナ侵攻開始100日間の調査で判明
2月24日にウクライナへの侵攻を開始して最初の100日間で、ロシア産化石燃料の輸出額は970億ドル(約13兆円)に上り、戦費を大きく上回ったことが分かった。プーチン大統領は燃料価格を高騰させ、輸出による増収で戦争を継続する狙いだと専門家はみている。